組織・運営

組織

標本館管理者(キューレター): 村上哲明*(標本館の管理運営及び統括)

標本整理担当:加藤英寿*(標本作成指導、標本交換・貸出・寄贈受付)

データベース担当:加藤英寿*(植物標本データベースの作成・管理・公開)

*東京都立大学 理学部 生命科学科 植物系統分類学研究室の教員兼務

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運営

 牧野標本館の運営は、生命科学コース植物系統分類学研究室のスタッフを中心として、標本整理関係の技術系職員と客員研究員、アルバイト職員によって行われています。業務内容は以下のように多岐にわたります。

  • 標本作製(標本乾燥・ラベル作成・台紙へのマウントなど):教員スタッフ等の国内外のコレクションの他、国内外の標本館からの交換標本及び寄贈標本を標本ラベルとともに台紙にマウントし、標本を作成します。
  • 標本の貸出:国内外の標本貸し出し依頼の対応、標本発送作業、返却された標本の収納作業などを行います。
  • 交換標本の手続き:国内外の大学や研究所・博物館などの標本館と植物標本を交換するために、標本の収集や発送作業を行います。
  • 同定作業:各標本の植物名(和名や学名)を同定します。客員研究員の方々にもご協力頂いています。
  • 標本の収納作業:完成した標本は冷凍処理による殺虫後、標本庫の所定の場所に収蔵します。
  • 標本データの情報化:当館が所蔵している標本の画像を撮影して、ラベル情報をデータベースに入力し、Web上で公開しています。
  • 標本館の燻蒸作業:植物標本の防カビ・殺虫のため、年1〜2回ガス燻蒸作業を行っています。
  • 標本閲覧者・見学者の応対:国内外からの標本閲覧や標本館見学者に、標本館の使い方や意義などを説明します。


牧野標本館における作業の工程

牧野標本館の概要  標本の整理状況  アクセス

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