当研究室では動物行動をになう体の動き（体性運動）の神経制御機構とともに、それと密接に連関した心臓、呼吸循環系、消化器官系、生殖器官系などの内臓運動の神経支配機構を研究しています。動物の系統、種間での共通性を特異性をつかみながら、それぞれの研究テーマの目的に最も合う実験動物を使って研究を進めています。だれもが一度は抱いたであろう「なぜこの動物はうまく動くことができるのか？」という疑問を解こうと、それぞれの研究テーマに取り組んでいます。


現在の研究テーマ：
　・アメフラシの行動の神経機構（鰓運動の中枢および末梢神経系ニューロンによる神経支配）

　・モノアラガイの定型行動の神経、ホルモン機構（産卵行動、生殖行動の中枢および末梢神経機構）

　・巨大アメフラシ（ゾウアメフラシ）の日本沿岸分布。 その生理学的特異性。

学生から：
　ぼくらの黒川先生は何でも知ってるものしり博士です。そうじ好きというマメな一面のある一方で、数十ｍ？もある巨大タコとの大勝負に打ち勝ったことのある猛者でもあります。


趣味：
　ダイビング、サイクリング、彫刻、写真、料理（男の）