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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:国際シンポジウム

タイトル: 2012年度 UOS×TMU交換留学(松本)
実 施 者: 松本望来
実施場所: ソウル市立大学
実 施 日: 2012年 11月 10日
対  象: 5名

<概要>
ソウル市立大学に1週間滞在し、生命科学専攻の学生と交流をした。各研究室に1人ずつお世話になり、実験を教わった。また、ポスターセッションで発表をした。

<参加者>
記入者
 松本 望来(M2) 11881341細胞遺伝研究室
・同行者
 大沼 耕平(D2) 発生プログラム研究室
 川合 瑞希(M2) 環境微生物研究室
 大橋 ひろ乃(M1)細胞遺伝学研究室
  段 晶華(M1) 細胞遺伝研究室

<目的>
・英語によるコミュニケーション能力の向上
・異分野の実験を体験することで、知識を深める
・国際交流、異文化体験

<内容>
11/10 出国
 /11 観光
 /12 各研究室に配属、教授とのディスカッションにより今後教わる実験を決める。他の研究室へ訪問
 /13 実験(マウス脳へのインジェクション)
 /14 実験(脳切片の観察)→観光
 /15 実験(マウス胚のパラフィンセクション作製、H&E staining)
  /16  UOS×TMU Joint Life Science Conference ポスター発表
 /17 観光
 /18 帰国

・実験について
 配属先の研究室の教授が、私が今までやってきた実験や知識、興味を元に@マウス脳へのインジェクションA脳切片の作製と観察Bマウス胚のパラフィンセクションと染色、という計画を立てて下さった。
マウス脳へのインジェクションは通常、ストレス応答を引き起こす薬剤を使用するそうだが、今回はわかりやすいように、青色の色素を用いた。その後、正しくインジェクションが行われたどうかを確認する為、脳の切片を作製、観察した。
パラフィンセクションでは、パラフィンで固定されたマウス胚の切片を作製した。その後、切片のH&E染色、観察を行った。

<成果>
臆することなく、英語でのコミュニケーションが取れたことが何よりの経験と自信になった。常に正しい英語を使えたわけではないが、気持ちや意見を伝えようとすることが大切なのだと再認識できた。また、普段は触れることのない分野の実験を行うことで、知識を深めることができた。

<感想>
 学生、先生方ともにとてもフレンドリーで、言いたいことが上手く言葉にできない時も我慢強く話を聞いてくれた。そのおかげで、コミュニケーションを楽しむことができたのだと思う。UOS×TMU Joint Life Science Conferenceでは、口頭発表の際に質問ができなかったのが心残りである。しかし、今回の韓国での経験は積極的な姿勢やコミュニケーション能力の向上という点で非常に有意義であった。今後はこの経験を学生生活に活かしていきたいと思う。
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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