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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:国際シンポジウム

タイトル: Presentation in TMU-UOS bio-conference 2022
実 施 者: 福地葵
実施場所: Atrium of Building 8 (1F), TMU
実 施 日: 2022年 11月 21日
対  象: TMU及びUOSの教職員と学生

<概要/目的>
 これまで、学内や国内学会での研究発表には参加したが、海外の研究者や学生に対して英語で発表することはなかった。そこで、このTMU-UOSバイオカンファレンスに参加することで、英語で相手に伝わる説明ができる力を身に着けることを目的とした。また、自身の研究結果を世界に示し、国外の研究に関する新たな情報や知識を得ることで、より自分の研究の進展に繋がると考えた。

<方法/企画としての特徴>
 TMU-UOS BIOCONFERENCE 2022 に参加して、30分間のPoster session Block Bで自身の研究についてポスター発表を行った。

<活動内容/具体的成果>
 発表タイトルは“MARK2 modulates glial immune responses and neurodegeneration”で、これまでに自分が進めてきた研究の成果について発表をした。英語で説明と質問対応をして、2名の学生と議論することができた。
 MARK2がサイトカインの産生を負に制御していて、グリア細胞でのMARK2の機能低下はサイトカインの産生を介して、神経細胞死に寄与していることを説明した。また、MARK2は免疫反応を惹起する化学物を添加すると、リン酸化状態が変化することも報告した。そこで、このMARK2のリン酸化は何がしているのか、また、MARK2がサイトカインの発現を調節するにあたって何をターゲットとしているのかという質問を受けた。MARK2の上流と下流の経路については現在調査中であり、リン酸化部位やMARK2との相互作用解析の結果をもとに特定をしていきたい。


<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
 UOSの学生は英語も上手に話していて、ネイティブと同等の会話をしていた。しかし、自分は発表の際に英語でどう伝えていいのかわからず戸惑ってしまう場面があった。相手が自身の英語をくみ取って理解してくれたが、まだまだ伝わりにくい英語であったことは事実である。ただし、英語で発表することへの不安や壁は今回の交流会やバイオカンファレンスを通して取り払われた。今後は、英語力向上に向けて訓練をして、来年は国際学会でポスター発表をしたい。時間がない中で、バイオカンファレンスの段取りや運営を整えてくださった、オーガナイザーの方々には感謝しています。このような機会をいただきありがとうございました。

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グループでの活動は,最終項目のみ,全員記入ください.
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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