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「大学院教育改革支援プログラム」:国際シンポジウム

タイトル: 2015年年度 ソウル市立大学大学院および学部4年生招聘事業の運営(国際実践演習)
実 施 者: 津吹 真、戸田 絵梨香、佐藤 帆浪、市川 里紗、木村 優希、渡邊 礼華、中嶋 玲菜、戸島 麻子、大沼 康平、山本 昂季、名木 沙織、Dilina Tuerde、比佐 稔典、坂山 亮太、木村 ひかり、池野 茉里奈
実施場所: 8号館 会議室、イニシアティブスペースなど
実 施 日: 2015年 11月 16日
対  象: ソウル市立大学大学院生・学部4年生および教員、本学生命科学専攻の各研究室とその構成員

<概要/目的>
 本企画では、ソウル市立大学からの留学生の招聘および本学での交流を企画・運営することで、英語を用いてコミュニケーションをとる力・説明する力だけでなく、企画運営能力の向上も目的としている。現在、研究やビジネスなど様々な場面で国際化が進んでおり、英語で説明したり発表したりする機会は増えていく。また、現代では英語のスキルだけでなく、自ら企画しそれを円滑に運営・経営する能力も同様に求められている。本企画は、同分野の留学生との交流やその企画・運営を行うことで以上の能力を養うことができる有益な機会と考えている。

<方法/企画としての特徴>
 ソウル市立大学大学院生および学部4年生が本学で円滑に生活できるよう、事前に代表者との連絡のやりとりや、各受け入れ研究室のスケジュールの確認・調整を行った。上記以外にも、ポスター発表会の企画・運営、歓迎会や懇親会の準備・開催、滞在中のバックアップなども行った。また、留学生と招聘委員で都内の有名箇所を観光し、日本の歴史や文化を紹介したり実際に体験したりすることで国際的な視野を広げることを目的とした。

<活動内容/具体的成果>
10月下旬〜 準備
・企画メンバーの公募、企画内容の選定
・歓迎会、ポスター発表会および懇親会の企画・準備

11月16日
ソウル市立大学大学院生および学部4年生の迎え
歓迎会の開催(本学生命科学専攻の紹介、ソウル市立大学の紹介など)

11月17日〜20日(午前)
各受け入れ研究室と留学生との交流促進
(研究室で行う基礎的な実験技術の紹介・実践、研究内容の発表など)

11月18日
各受け入れ研究室と留学生との交流促進
(研究室で行う基礎的な実験技術の紹介・実践、研究内容の発表など)

11月19日
各受け入れ研究室と留学生との交流促進
(研究室で行う基礎的な実験技術の紹介・実践、研究内容の発表など)

11月20日
・午前
各受け入れ研究室と留学生との交流促進
(研究室で行う基礎的な実験技術の紹介・実践、研究内容の発表など)
・午後
ポスター発表会および懇親会の開催

11月21日
ソウル市立大学大学院生および学部4年生と東京観光

11月22日
ソウル市立大学大学院生および学部4年生と東京観光


<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
私は、企画代表者として企画書などの書類の作成、企画運営を行った。各係の進行状況などを把握し、事前にある程度の準備が出来ているように心がけた。また、昨年度の委員の方のアドバイスや助けもあり、歓迎会や懇親会、ポスター発表の企画・準備をスムーズに行うことができた。昨年度よりも留学生の人数が多く、トラブルも多いと予想していたが、グループ内で連絡を取り合い、協力しながら臨機応変に対処できたと思う。(発生生物学研究室 M1池野茉里奈)

私は、主に歓迎会、ポスター発表、懇親会の運営に携わった。他の委員や先輩方と協力し、スムーズな運営ができた。また、ソウル市立大学の多くの学生と積極的に交流し、学生が実験や発表を行いやすい環境づくりができたと思う。(細胞生化学研究室 M1 戸島麻子)

全体を通して、前年度からの引き継ぎ、委員同士や各研究室の代表者との連絡や情報共有など、企画運営が円滑に進められたと思う。また、ソウル市立大学の学生の体調や体力などに配慮し、臨機応変に対応できたのがよかったと思う。(植物発生生理学研究室 M2 戸田絵梨香)

昨年度からの引き継ぎを参考にし、大きな混乱なく運営できた。受け入れた学生の人数が昨年の3倍だったこともあり、計画の段階から綿密に企画することに気をつけた。また、担当のポスターセッションでは活発な議論が行われていた。学生とのコミュニケーションも積極的にとることができた。(細胞生化学研究室 M1山本昂季)

今年は前年度と比較して受け入れ学生の数が多かったが、招致委員や学生担当者間での情報交換が活発だったため円滑に企画が進行していたように思う。最終日のカンファレンスも学部生も含めた交流がはかれていたため、貴重な機会となった。(植物環境応答研究室 M2 木村優希)

準備段階ではあまり企画に関わることができなかったため、当日運営の際は様子をみながら積極的に動いた。また、ソウル市立大学の学生と積極的に関わり、なるべく予定などについて不明点がないように心がけた。受け入れ人数が多かったものの、両校の学生の研究・交流はいっそう深まったと感じた。(植物生態学研究室 M1 木村ひかり)

会計として、歓迎会やポスター発表後の懇親会、ソウル市立大学の学生の交通費、東京観光費等の管理を行った。受入れ学生の人数が多くて大変だったが、予め予算計画を立てたことにより、大きな問題もなく会計業務を行うことができた。会計業務以外では、ポスター発表や東京観光など、受入れ学生と積極的にコミュニケーションをとることができて、良い経験となった。(植物系統分類学研究室 M1 中嶋玲菜)

ウェルカムパーティや観光に関する企画に主に関わることが多かった。観光やウェルカムパーティについては、いかに海外から来た学生に日本を知ってもらい、首都大学東京の良さを伝えるか考えて、企画を行った。また同時に、企画の時間とコストについても考えるということが初経験であったため、非常に貴重な経験であったと考える。(細胞遺伝学研究室 M1 大沼 康平)

全体としては、受け入れ人数の大幅な増加にも関わらず、全員が臨機応変に対応し円滑な運営を達成できたと思う。企画段階から担当の具体的な割り振りを決め、チームとしてのまとまりがあったことがその要因だと考える。また私はポスターセッションを担当した。カンファレンスの企画・運営を成し遂げられたことは、大きな自信に繋がった。この経験を一過的なものにせず、今後様々な場面で生かしていきたい。(神経分子機能研究室 M1 比佐稔典)

ウェルカムパーティーでの企画、運営に関わった。全体での企画段階ではあまり関わることができなかったので、遅れた分パーティーの準備など率先して行うように心がけた。全体として受け入れ人数が多かったにもかかわらず、協力しあったことで大きな問題もなく進めることができたと思う。また、バイオカンファレンスや観光で、様々な人と英語でコミュニケーションを取れたことは貴重な経験だった。(細胞生化学研究室 M1 坂山亮太)

昨年度の運営引継ぎ、ウエルカムパーティーやバイオカンファレンス等の準備及びサポートを行った。本プログラムにおけるUOSの学生の充実度を第一に考え、TMUの学生一人ひとりが効果的に行動できたと感じた。小さなトラブルも各個人の働きにより回避できたことで大きなきなトラブルも起こらず、お互いにとってよい体験になったと感じる。(動物生態学研究室 M2 津吹真)

私は事前の準備として、UOSの代表者との連絡を取り合った。英語でのメールはやはり慣れないが、とてもいい経験となった。全体の運営は、先輩たちの助言のおかげで全体を通して円滑に回っていた。来年は私たちが率いていけるようにしたい。週末の観光では、英語でコミュニケーションをしながら日本の観光地を回った。UOSの学生と一緒に楽しめた。(細胞遺伝学研究室 M1 名木沙織)

企画委員同士のコミュニケーションが活発であったため、異例の人数の多さにおいても全体を通じて円滑に進めることができた。カンファレンスとセミナーが別日程であったが、両日ともに積極的な参加を促すことができ、相互の学生にとって他分野の研究を知る有意義な時間になったと感じた。私はより多くの学生との交流心がけ、相互の習慣や考えを共有することで、より視野を広げられたと思う。(細胞遺伝学研究室 M2 佐藤帆浪)
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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