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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:国際シンポジウム

タイトル: 2017年度 ソウル市立大学大学院生および学部生の実験補助と交流:植物発生生理学研究室
実 施 者: 古磯 成美、Tety Maryenti、國分 巌、岩見 百華
実施場所: 植物発生生理学研究室
実 施 日: 2018年 11月 20日
対  象: UOS大学院生1名

<概要/目的>
ソウル市立大学との研究交流の一環として、UOSの大学院生1名が研究室に滞在した。
研究者として英語でのコミュニケーションは必要不可欠なものである。この研究交流において、普段自らが行っている研究についての説明を行うことで、英語を用いたコミュニケーション能力の向上につながることを目的としている。また、分野の異なる人とのディスカッションによって知識を広げることにもつながると考えられる。

<方法/企画としての特徴>
2日間研究室に滞在してもらい、お互いの研究についてのディスカッションを行う。
さらに、実際に私たちが行っている研究を体験してもらうことによって、私たちの研究についてより深く理解してもらう。

<活動内容/具体的成果>
1日目 ・お互いの研究内容についてのディスカッション
     ポスターやスライドなどを用いながら研究についての説明を行った。
    ・温室の見学
      実験に用いている植物を実際に見てもらうために、温室にて植物についての説明を行った。
       ・卵細胞の単離体験
     顕微鏡を用いて研究室の代表的な手法を体験してもらった。

2日目  ・精細胞の単離体験
    ・in vitro受精卵の作出
     1日目に引き続き顕微鏡を用いて研究室の代表的な手法を体験してもらった。

 
<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
英語ですべて伝えなければならないというのはとても大変でした。普段自分がよく用いている実験器具でも英語名がわからないものが多くあるということを実感しました。しかし、図や絵を用いることによってある程度の説明はできたと感じています。今回は、実験体験のスケジュールを細かく決めていなかったために、時間が余ってしまうことなどがあったので、次回はきちんとスケジュールを組んでから取り組もうと思います。
(M1 古磯成美)

One of UOS students, Yunjeong Lee, came to our laboratory. She stayed and did the observation in our lab for 2 days. At the first day of her arrival,she went to greenhouse to take the sample (rice spikes) and tried to do the isolation of the egg cell. She learned the techniques very fast from one of my lab members, and could isolate egg cell as well. I did discussion with her after second day of her staying. Her research topic is Plasmonic sponges for removal and identification of environmental pollutants. She also did the poster presentation in the first floor building number 8. After presentation, we held farewell party for her. She shared about her university and Korean culture to us and We were so interested to listen. All the members were so glad to have her in our laboratory for two days. Hopefully next time, I can contribute more in explaining our lab research theme to other students.
(M1, Tety Maryenti)

英語でのコミュニケーションは、留学生の方々と普段から接していたおかげで、戸惑いはありませんでした。所属研究室に留学生の方々がいらっしゃるのは、自分の幅を広げる上で役に立っているということを身をもって感じる体験でした。卵細胞の単離は、自分自身が習得までに時間がかかっただけに、数日の体験では難しいと思っていました。難しさも含めて、体験してもらおうと考えていましたが、最終的に一つ自分で単離を成功することが出来たのは、教えた人たちにとっても、嬉しい出来事でした。当研究室のユニークな点や面白さを感じてもらえたと思います。
(M1 國分 巌)

英語の運用能力に自信がなかったため、交換留学生と積極的に交流することで語学力の向上を図りました。自分と研究分野の異なる留学生に研究内容を伝えることや、反対に研究内容を教えてもらうことは簡単ではありませんでした。しかし、この経験を得て以前よりも確実に英語での会話に抵抗がなくなりました。交流会では研究の話題に留まらず、異国の文化、風習、言語など、異国の文化に触れる良いきっかけになりました。
(M1 岩見 百華)

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