TMU logo
生命科学専攻
トップ
「大学院教育改革支援プログラム」:国際シンポジウム

タイトル: ボディパターニングと無脊椎動物の進化に関する国際シンポジウム
実 施 者: 生田 哲朗、小林 正明、吉田 慶太
実施場所: 11号館204
実 施 日: 2008年 3月 11日
対  象: 生命科学専攻構成員

<企画目的>
ボディパターンニング研究は、我々の身体の成り立ちを知るだけでなく、動物の形態的多様性がどのように生じてきたかを知る重要な領域である。今回は無脊椎動物の代表的な各動物門を扱い、ボディパターニングに関する研究を進める国内外の研究者を招いて国際シンポジウムを開催し、最新の研究内容について交流を図る。

<タイトル>
ボディパターニングと無脊椎動物の進化
Body Patterning and Evolution of Invertebrates

<招聘演者>                    
Dr. David Ferrier (University of St Andrews, UK)  
Dr. David Miller (James Cook University, Australia)
Mr. Peter Osborne (University of Oxford, UK)
志賀 靖弘 博士 (東京薬科大学)
大森 紹仁 氏 (東京大学)
吉田 慶太 氏 (首都大学)

<実施内容>
生田が06年に派遣研究で訪れた英国で知り合った研究者を中心に、テーマに相応しい国内外の研究者に講演の依頼をし、来学日時、開催場所、プログラム、懇親会等の調整を行った。公演時間は40−60分(質疑含む)、学内外に公開とした。

<期待される成果>
無脊椎動物の発生の基本的な遺伝子基盤が、どのような進化的道筋の中で構築され、どのように動物界の形態的多様性を生み出してきたかについて、最新の研究成果を踏まえた思考を参加者に対して促し、各者の現在の研究の論理的基礎となるだけでなく、新たな研究課題を生み出す源泉となる可能性がある。また、企画全体を通して、英語によるコミュニケーション技術の向上が見込まれる。


<成果、感想>
・国内外関係各人とのメールのやり取りは相当数に至り、国際的な企画を進める上でのコミュニケーション技術は向上しているはず。また、小さいながらも国際的なシンポジウムを一から企画運営した経験は、今後同様な研究交流の機会を設ける上で非常に役立つと思う。(生田)
・私にとって本企画は国際的なシンポジウムを企画運営する初めての機会となった。このような企画を運営するためには、招聘者の宿泊所の手配等、自分が想像していた以上に気を配る点が多くある事を知った。本企画による経験は将来の企画運営の遂行に役立つものとなったように思う。(小林)
・今回、初めて英語でプレゼンテーションを行う機会を得たことが、自分にとっては最も大きかった。発表の準備や、発表と質疑応答を一通り経験できたことは、今後、海外で学会発表を行うことだけでなく、英語でコミュニケーションを行う際に非常に役立つと思われる。また、シンポジウムの企画運営を通して、こういった企画を行う際に必要なことを少なからず学ぶことができた様に思う。(吉田)
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
TOKYO METROPOLITAN UNIVERSITY