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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:国際シンポジウム

タイトル: 2008年国際バイオコンファレンス「Welcome party」企画
実 施 者: 一瀬徹・伊達弘毅・矢野雅士・冨田裕也
実施場所: 首都大学東京・8号館1階イニシアティブスペース
実 施 日: 2008年 10月 22日
対  象: 生命科学専攻、ソウル市立大学、及びトロント大学の教職員・大学院生

<概要/目的>
国際バイオコンファレンスが行われるに先立ち、コンファレンスに参加するソウル市立大学及びトロント大学の若手研究者を迎えての交流会を行う。この交流会で各大学における研究分野や研究環境等について紹介し合い、国ごとの違いについて互いに理解を深め、国際社会で活躍する研究者になる為に必要なことを話し合うことが目的である。また、海外の学生とのやり取りや企画従事者に交流会の準備・参加をしてもらうことで、自身の企画運営能力の向上や国際的な感覚を養ってゆくことを目的としている。

<方法/企画としての特徴>
国際バイオコンファレンスに先立ち、コンファレンス参加者及び生命科学専攻の学生との交流を図る中で様々な意見交換を行う事ができた。進行や研究室の紹介等を大学院生が行った事により、企画・運営のノウハウを身に付けると共に、英語能力の向上を意識するきっかけとなった。また、自ら会合などを企画・参加する意識を生み出す良い機会となったと考えている。

<活動内容>
交流会は予定通り10月22日に、8号館1階イニシアティブスペースにて実施した。当日行ったプログラムの概要は以下のとおりである。
1.バイオコンファレンス企画委員の紹介
2.首都大学東京の紹介
3.生命科学専攻 研究室紹介
4.ソウル市立大学紹介
5.トロント大学紹介

<具体的成果>
交流会の中で実施した大学紹介、研究室紹介はいずれもそのほとんどを英語にて行った。特に、生命科学専攻の研究室が各々、海外の研究者を対象に英語による紹介スライドの作成・発表を行うことは稀であり、それ上に貴重な国際交流を多くの大学院生の方々と共有することができた。
また、ソウル市立大学、及びトロント大学の研究者の方々には、スライドやVTRを使ってリアルな研究生活を紹介していただいたことで、日本との研究環境の違いや生活環境・風土の一端を学ぶことができた。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
○今回の企画では、主にソウル大学の学生との折衝や前日までの準備(会場の予約・セッティングや必要なものの準備,買出し等),当日の司会進行を担当した。この中で強く感じたことは、自身の考えや伝えたい事を英語で上手く表現しきれていなかったことであり、これを反省点として今後に活かしていきたいと考えている。(伊達)

○まず、交流会実施に先立ち多くの教職員・大学院生の方々にご協力していただいたことを感謝したい(研究室紹介など)。交流会当日は、多くの方々に参加していただいたにも関わらず開始時刻の遅れや一部企画進行における不備があったことを反省するとともに、これらの反省点を今後の企画運営の糧としたい。(一瀬)

○イベントの目的や意図をリーダーだけでなく全員が理解し想像することで、一つの準備(例:会場の椅子の設置)でも、出来や効率が変わってくることがわかり、意向も積極的に実行していこうと考えている。(矢野)

○今回は裏方の仕事(交渉などは含まない)だったが、大人数に対してどのような準備をすれば良いのかを近くで見ていてとても勉強になった。今後、外国から招待した場合やシンポジウムに関わる際において、このような経験は必ず活きてくると感じている。また、裏方で仕事を手伝うことにより、以降の学会等の裏方の仕事も把握できるようになったのではないかと感じている。(冨田)
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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