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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 試験に出ないエコロジー(植物生態学研究室オープンラボ)
実 施 者: 角田智詞 (協力者:植物生態学研究室の人々)
実施場所: 8号館専門実習室
実 施 日: 2009年 11月 3日
対  象: オープンキャンパスに来た人々

<概要/目的>
植物生態学の普及を図るべく、オープンキャンパスにおいて、植物を中心とした生態学分野の課題や、我々が行っている研究の紹介を対象者に行った。

<方法/企画としての特徴>
当研究室では、植物地下部の現象を研究対象とする学生が多い。視覚的に地下部での現象を対象者に理解してもらうため、特別な装置で生育し、地下部が見える実験植物を展示に用いた。

<活動内容/具体的成果>
研究室の各構成員が、自身の研究に関連したポスターを作成し、研究内容の紹介を行った。そこで実際に用いている実験植物の展示・紹介も、合わせて行った。植物地下部の現象を理解してもらうため、その一例として、異なる地下部条件に応答する植物地下部の展示・機構の説明を行った。
生物学を深く知らない人々にも理解できるようにポスター作成や説明をすることにより、自分の考えを簡潔に述べるよい機会と、各構成員にとってはなった。対象者には生態学の難しさを感じてもらえたと思う。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
他の複数の研究室と同部屋で企画を実施したが、うちのスペースだけ常に人口密度が低い気がした。植物の根っこだけでは、一般の人々はあまり面白いと思わないらしい。当然の結果とも言えるが、展示方法にも機会点はあったと思う。研究内容をただ紹介するだけなら今回の内容でも良いかもしれないが、来場していただいたお客様を楽しませることを目的とするなら、昨年より改善されたとはいえ、さらなる大幅な改善が必要だと思う。内容・方法を含め、今後の参考としたい。
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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