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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 大学祭オープンラボ「植物ホルモン オーキシン」
実 施 者: 柿沼千江子
実施場所: 専門実習室
実 施 日: 2009年 11月 3日
対  象: 大学祭来場者

<概要/目的>
植物が生きていく上で重要な物質に対し、どのような研究がなされているのかを、当研究室で行っているオーキシン研究の発表を通して知ってもらう。

<方法>
植物が成長するのに必要な物質であるオーキシンについて、本研究室における研究内容(意義、目的、具体的方法、結果)をポスターやスライドを用いて発表する。質疑応答をうけつけ、基本的な内容から専門的な内容まで幅広く答える。オーキシンが関わる重要な作用の一つである光への屈曲作用について、動画を公開しその様子を実感してもらう。また実際に用いている植物体の展示も行う。

<具体的成果>
来場者の方々に実際の研究の方法や研究の現場の様子など普段知ることができない側面を知ってもらい、それらを通じて生物学への興味や理解をもっていただけたと思われる。オーキシンが発生、成長、環境応答など多くの局面で重要な役割を持つ物質であることを知ってもらえた。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
・自ら来場者の方に話しかける機会が多かったため、コミュニケーション能力の向上につながったと感じる。また一般の方にわかるような説明を考えることで、自分の研究内容を客観的にとらえること、またより理解を深めることができるいい機会だったように感じる。
・説明に用いたポスターは学会用のものを用いたが、内容が専門家寄りで、一般の方には少しわかりにくかったようだった。今後は一般の人にもわかるように意識してポスターを作るべきだと思った。(柿沼)

©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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