<目的> 大学進学を目指す高校1年生に、実際に首都大学東京に訪問してもらい、同じ高校を卒業した先輩の話を聞くことで、大学での学びや大学生活の様子を身近なものに感じてもらう。企画者は、母校の高校1年生に実体験を踏まえた話をすることで、高大連携をはかる。
<活動内容> 町田高校1年生320人を対象に、パネルディスカッション形式で1時間程度町田高校卒業生10人が話を行った。内容は、「高校生活と大学生活の違い」や「首都大学東京を選んだ理由」など、実体験をふまえた話をした。希望者のみに、キャンパスツアーも行い、研究室や図書館など、普段では見ることのできない施設を案内し、首都大学東京での学びを身近に感じてもらう。
<成果> 高校生にとっては、先輩である大学生の体験談を聞き、また町田高校近郊にある首都大学東京のキャンパスの様子を見ることで、学習ならびに進学に対する意識を高める機会となったことだろう。企画者にとっては、パネルディスカッションという形式で、高校生相手に自分の体験談を話すことで、コミュニケーション能力や指導力が向上した。
<感想> パネルディスカッション参加者は全員、町田高校の卒業生だったため、在学生の頃を思い出してアドバイスすることができたように感じる。学業の面に限らず、部活や行事に対する取り組み方などについての話は、高校生の興味を刺激したことと思う。キャンパスツアーは、いくつかコースを設けたことで、多くの生徒の興味をひくことができた。 来年も是非、続けていきたい企画である。(石田)
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