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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 2010 オープンラボ:生物多様性スタンプラリー
実 施 者: 山田沙佳(神経生物学研究室)
実施場所: 国際交流館前
実 施 日: 2010年 11月 3日
対  象: 大学祭に来場した一般人

<協力者>
秋元優希(神経生物学研究室)

<概要/目的>
昨年は国際生物多様年の初年度にあたり、各地で様々なイベントが催され、生物多様性についての理解を深める活動が行われていた。そこで、大学祭のオープンラボ来場者にも生物多様性を知ってもらうために、スタンプラリー形式の企画を立案した。
それにより、参加者はゲーム感覚で楽しみながら生物多様性の概念等を学ぶことができると考えた。

<方法/企画としての特徴>
1、事前準備
オープンラボ参加研究室(全13研究室)が使用している実験動物をモチーフに絵柄をデザインし、スタンプを計23個作成した。


2、オープンラボ当日
各オープンラボ実施場所の一角に、その研究室専用のスタンプとスタンプ台を置き、一般の来場者が参加しやすいように誘導、説明を行った。また、状況に応じて説明やアドバイスなども行った。


<活動内容/具体的成果>
小さな子どもからその保護者まで、幅広い年代の方に、生物多様性の概要や取り組みなどを伝えることができた。また、スタンプの絵柄を通じて、私たち生命科学専攻の研究室がどのような研究をやっているかを間接的に伝えられたと思う。
成果としては、統計を取ったわけではないが、昨年度のオープンラボよりも各研究室への訪問者が増えたように感じられた。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
研究室ごとにスタンプを作る作業に最も苦労したが、周りの人の協力もあり、無事成功させることが出来た。参加してくださった人達からは、「とても面白かった」、「これを目当てに遊びに来た」、「子どもが夢中になってやっていた」など、楽しんでくれたような意見を多く聞くことができ、とても満足な結果になった。
しかし、その反面「全部まわるのが大変だった」、「場所がわかりづらかった」などの改善点なども指摘された。この反省点を踏まえ、次回はわかりやすい企画を目指したいと思う。
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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