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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 国際オンラインイベント TMUとflyを紹介する動画を作ろう!(国際実践演習)
実 施 者: 福冨雄一、Lulecioglu Sultan、酒井杏花(21846414)、小川雅文(21846404)
実施場所: オンライン
実 施 日: 2021年 6月 23日
対  象: ハエに興味のある人

<概要/目的>
海外・国内向けに英語、日本語、中国語の字幕付きで”ハエと飼育方法の紹介”についての4分ほどの動画を作成し、高校生や大学生をはじめ、ショウジョウバエを普段扱わない研究者など、沢山の人に見てもらい、多様なショウジョウバエについて知ってもらう。

<方法/企画としての特徴>
動画作成
・ハエや飼育に関する動画、写真を撮影した。
・英語でのナレーションを録音した。
・素材とナレーションを編集し、四分ほどの動画を作成した。
動画公開
・中国語、英語、日本語の三か国語の字幕をつけた。
・作成した動画を、YouTubeで公開した。

<作成した動画>
動画のURL: https://youtu.be/k4-A4euUkqk
Youtubeチャンネル : https://www.youtube.com/channel/UC3bvCBfBs1oBT1pdwN8H8Xg

<企画としての特徴>
オンライン且つ様々な言語で行うことで、たくさんの人に見てもらえることが期待できる。また、動画公開日が国際学会の開催日と重なるため、海外の研究者の方々にも都立大の活動を知ってもらえる可能性がある。

<具体的成果>
・アウトリーチ力の向上
昨年度からコロナの問題もあり、積極的なアウトリーチ活動ができなかった。まだコロナの問題は解決していないが、最近はオンラインツール等を使った研究の発信方法も目にするようになった。そこで、都立大におけるショウジョウバエの研究を紹介する動画を作成・発信する活動を通して、一般の人や他の機関の研究者に分かりやすく伝える方法を身に着ける。
・研究を客観的に見る視点を得る
自分たちも再度ショウジョウバエを使った研究について考え、強みや魅力、面白さに気づく。
・語学力の向上
進化遺伝学研究室には多くの博士課程の学生や留学生が所属するものの、共同で作業を行うことは日常的には少なかった。本企画において、PR動画撮影・英語字幕の編集等の作業を留学生と共に進行することで、英語で議論する力や伝える力を向上させる。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
・ショウジョウバエ種紹介動画を作成するうえで、普段自分が研究に使用しない種についても知ることができた。普段使用している種を紹介する際には、どこまで説明をすればよいのかが難しく、ターゲットの立場になって考えることで解決することができた。また、英語字幕の作成や英語でのコミュケーションを通して、専門的な英単語の習得や英語でのコミュニケーション力が向上した。(酒井杏花)
・普段自分が使用している種でも、動画内で紹介した事は異なるテーマであった。どのような先行研究が行われており、どのようなことが言われているのかを改めて調べる機会となり、より自分が使用する種に対する理解が深まった。さらに、それを英語で表現する事は難しく、その種の特徴をどのように言い換えることで伝えられるかを考える機会となった。さらに、動画を作成するためのやり取りを英語で行ったため、簡潔に伝えるべきことを英語で伝えられるようになった。(小川雅文)





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