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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: オープンラボ 細胞生化学研究室
実 施 者: 岩崎茜・江川博 
実施場所: 9号館488室
実 施 日: 2011年 8月 20日
対  象: オープンキャンパスにおける研究室来場者

<概要/目的>
このオープンキャンパスでは、パンフレットだけでは伝え切れない、研究室のリアルな雰囲気を受験生や進学希望者に体験してもらうことを目標としている。若者の理系離れが叫ばれて久しいが、オープンキャンパスを通して実験の楽しさを知ってもらう。この体験により、理系学問の面白さを感じてもらいたいと考えている。

<方法/企画としての特徴>
当研究室で扱っている実験生物(培養細胞、線虫、大腸菌)について、ポスターと口頭発表にて説明する。また研究材料であるヒトとマウスの培養細胞を、実際に顕微鏡で観察して、その特徴や違いについて知ってもらう。そしてこれらの生物が、研究においてどのように利用されているのかを理解してもらう。

<活動内容/具体的成果>
この企画に参加することで、対象者は実験生物(培養細胞、線虫、大腸菌)に関する知識を深め、大学での研究を身近に感じてもらえたと思われる。企画者は、対象者の年齢に合わせて分かりやすい説明を行い、コミュニケーション能力の向上につながった。予備知識を持たない人に研究の説明することは、学会での研究発表とは異なるアプローチが必要である。今回それを企画・実践できたのは大きな収穫となった。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
・岩崎
当研究室では今回が初めてのオープンラボであった。専門知識を持たない人に分かりやすくプレゼンテーションを行うことの難しさを感じたが、来場者の年齢に応じて話し方などを変えることにより理解度を高めてもらうことができたと考えられる。また、ポスターの展示が1ヶ所にしかなかったため、多くの来場者がいらしたときに対応できないことがあった。説明の流れに応じたポスターの展示の仕方など改善する必要があると感じた。

・江川
来場者がどういった層(高校生 or 外部の大学生)なのか予測できなかったので、全員に伝わりやすい資料を作成するのに苦労しました。当日はたくさんの人が来場しましたが、資料と説明とをうまく組み合わせて、各々に納得してもらえるオープンラボにできたと思います。高校生にも関わらず高度な質問してくる人もおり、こちらも楽しみながら取り組むことができました。
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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