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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 植物環境応答研究室 光合成微生物(成川)グループ 紹介PV製作(企画経営演習)
実 施 者: 迫凌輔(21846427)
実施場所: 8-324室(成川グループ研究室)、YouTube
実 施 日: 2021年 6月 7日
対  象: 生命科学科の学部生を始めとする、当グループに興味がある全ての学生及び研究者等

<概要/目的>
 私が所属する植物環境応答研究室 光合成微生物グループ(以下成川グループと称する)は、2021年4月に新しくできた研究グループであり、都立大ではまだよく知られていない。また、現在新型コロナウィルスの流行に伴い、研究室訪問を行うことが難しく、対面による交流も難しい。そのため、成川グループについて知ってもらう機会が非常に限られているという問題があった。
 そこで、本企画では、成川グループの研究内容等について紹介する動画を製作・公開することにより、成川グループの研究について、主に学部生に知ってもらい、興味を持ってもらうとともに、今後の研究室選びの参考にしてもらうことを目的として実施した。また、本企画を通して、企画者が動画製作の技術や広報戦略を学ぶことも目的とした。


<方法>
@動画の内容の検討
成川グループのOBOGや在籍している学生に話を伺い、グループの魅力やアピールポイント、学部生が知りたいであろう情報の選別を行い、大まかな動画内容を決定した。
A動画の撮影
成川先生と1対1の対談形式で、インタビュー動画を撮影した。撮影は一発撮りにし、細かな内容は決めずに行うことで、実際の研究室訪問に近いライブ感を演出した。
B動画の編集
動画編集ソフトDaVinci Resoiveを使用し、カット編集やオーディオ調整、OPとEDの追加、テロップや各種画像の追加、BGMの追加などの編集を行った。
C公開するチャンネルの作成
YouTubeに成川グループのチャンネルを作成した。
D告知と動画の公開
一斉メールを使用し、生命科学科・生命科学専攻の全学生・教員に動画公開の告知を行った。また、Twitterも使用し、外部の方向けの告知も行った。
YouTubeで紹介動画を公開した。

<作成した動画>
動画のURL: https://youtu.be/pUHDBCjrN9A
YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/channel/UC4fgE0ZGZrFMUDozx39rKXA/featured


<具体的成果>
・動画について
9月3日に動画をYouTubeで公開し、9月10日正午の段階で
視聴回数:909回(成川先生が出演しているYouTubeの動画で再生数トップ)
評価:高評価数36、低評価数0、高評価率100%
チャンネル登録者数:19人
と、多くの方に視聴していただき、非常に高い評価を頂いた。

また、視聴回数のうち、メインのターゲットとした学部生を含む18〜24歳の割合は38.2%で、最も割合が高かった。他の年齢層では25〜34歳の割合が36.4%と次点で高く、18〜54歳まで幅広い年代の方に視聴していただけた。

加えて、トラフィックソースのデータから、全視聴回数のうちTwitter経由で視聴した人の割合が53.8%と非常に高かった。
・企画者個人のスキルアップ
カット編集やオーディオの調整、テロップや画像、BGMの追加など、動画編集の基礎的な技術を習得することができた。また、YouTubeチャンネルを作成したことで、チャンネル開設の細かな方法や動画の分析情報の見方なども学ぶことができた。


<感想/課題>
 今回、動画編集の経験が全くない中で、一から編集技術を独学で学んで動画を作るのはなかなかに難しいプロジェクトだった。しかし、実際に学んでみると今後に役立つ技術も多く、また有名YouTuberの動画など参考にできるものも数多くあったため、モチベーションを高く維持し積極的かつ自主的に進められたと思う。結果的に非常に多くの方にご視聴頂けたことはとてもありがたく、またお褒めの言葉も複数人の方から頂き、大きな達成感を感じた。成川グループを知ってもらうきっかけを創れたと自負している。チャンネルも動画も公開のままにしておく予定なので、今後も成川グループを知ってもらう一つの入り口として利用していきたい。可能であれば次の動画も作ってみようと思う。
 課題としては、メインターゲットの学部生に対しての宣伝が一斉メールのみで、興味を惹きにくいものだったと考えており、そこは今後の実習等で関心を集められたらと思う。加えて、動画内でいくつかの誤字があったため、アップロード前のチェックをより念入りに行うべきだったと考えている。今後動画を公開する際には注意したい。
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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