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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 都立町田高校高大連携 2011
実 施 者: 石田 愛美、山川夏菜
実施場所: 11号館204
実 施 日: 2011年 12月 14日
対  象: 町田高校1年生300人

<目的>
大学進学を目指す高校1年生に、実際に首都大学東京に訪問してもらい、同じ高校を卒業した先輩の話を聞くことで、大学での学びや大学生活の様子を身近なものに感じてもらう。企画者は、母校の高校1年生に実体験を踏まえた話をすることで、高大連携をはかる。


<企画としての特徴>
町田高校1年生280人を対象に、パネルディスカッション形式で1時間程度町田高校卒業生10人(まだ未定)が話を行う。内容は、「高校生活と大学生活の違い」や「首都大学東京を選んだ理由」など、実体験をふまえた話をする。


<活動内容/具体的成果>
高校生にとっては、先輩である大学生の体験談を聞き、また町田高校近郊にある首都大学東京のキャンパスの様子を見ることで、学習ならびに進学に対する意識を高める機会になった。企画者にとっては、パネルディスカッションという形式で、高校生相手に自分の体験談を話すことで、コミュニケーション能力や指導力が向上した。
昨年も行った企画であるが、高校の生活になじんだばかりの高校1年生にとって、大学受験などの話はまだ漠然としているようであった。そこで、大学の様子を分かりやすく話すことはまず、大学生活自体に興味を持ってもらい、受験に向けてどのように高校生活を送るかを考えるきっかけとなったように思う。


<感想>
昨年も行った企画であったが、300人を超える聴衆の前で、話すというのは緊張した。自分の話す内容(専門的な研究内容など)を高校生にも分かってもらうように、かつ関心をひきつけるような仕方で話すのは、難しかった。高校生からの、自発的な質問も多くあり、大学生活に興味を持ってもらえたようなのでよかった。(石田愛美)

今回は昨年に引き続き2度目の開催であったが、大学生の参加メンバーや高校生の学年が昨年と異なるため、発表者の話し方のみでなく高校生の反応も昨年と異なるところが多々見受けられた。大学生が紹介しやすいテーマと高校生が知りたい事が必ずしも一致するとは限らないため、高校生が関心を示しているかどうかを常に観察しながら発表を進行した。結果的に多くの高校生に大学に対する興味をもってもらえた様なので、企画側にとっても良い経験になった。(山川夏菜)

©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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