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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: オープンラボ 分子遺伝学研究室
実 施 者: 石川 美咲、岩舘 佑未、久保田 希、高木 光、北村麻衣子、萩原 進、藤原 弘平
実施場所: 8号館 324
実 施 日: 2012年 7月 16日
対  象: オープンラボ参加者

<概要/目的>
参加者の多くは実際に大学がどのような研究を行なっているかなどを理解する機会が少ないと考えられる。今回のオープンラボでは生物学を深く学んだことのない人にも理解しやすいように、当研究室での実験目的や実験内容を紹介し、大学とはどのような場であるのか理解してもらう。そして、当研究室の活動や、生命現象のおもしろさを伝えることによって、生物学に興味を持ってもらいたい。また、参加者の中では進学希望の高校生が多いと予想されるので、大学に対しての具体的なイメージを持つ事や進路選択のきっかけになってもらいたい。さらに学生の立場では専門知識のない相手へ説明する事を通して、プレゼンテーション能力を向上させることを目的とする。

<方法/企画としての特徴>
@大腸菌の説明
当研究室で主に扱っている大腸菌がどのような生物なのかをクイズ形式で説明した。
A大腸菌の形体観察
実際に菌が生育したプレートを用意した。また、形体が変化した大腸菌を顕微鏡を使用し観察してもらい、PCで再生した通常の大腸菌の形体との違いを比べてもらった。そして、形体が変化した原因などを説明した。
B当研究室の研究内容の紹介
当研究室でおこなっている大腸菌大規模欠失株を用いた生育に関わる遺伝子の探索・同定の研究と光合成大腸菌の作製の研究をポスターで説明した。

<活動内容/具体的成果>
今回の企画を通して、来場者に生物学に対して興味を持ってもらったと思われる。また、来場者から、研究以外に受験や大学生活について質問を頂いたので、進路選択の参考になったと思われる。実施者は、専門知識のない来場者に研究内容などをわかりやすく説明することで、プレゼンテーション能力の向上したと思われる。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
高校生や保護者に研究内容をわかりやすく説明する事の難しさを感じたが、たくさんの方に説明している内に説明能力が鍛えられたと思った。次回は、話の導入部分を工夫したり、相手の知識や興味に合わせた説明ができるようになりたいと思った。(北村)
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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