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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 大学祭オープンラボ 分子遺伝学研究室
実 施 者: 岩舘 佑未、川口達也、北村麻衣子、久保田 希、高木 光、中西 学、萩原 進、藤原 弘平
実施場所: 8号館 324
実 施 日: 2012年 11月 3日
対  象: 大学祭参加者

<概要/目的>
当研究室での実験目的や実験内容を紹介することによって、生命現象のおもしろさを伝え、参加者に生物学に興味を持ってもらいたい。そして、大学とはどのような場であるのか理解してもらう。さらに、学生の立場では専門知識のない相手へ説明する事を通して、プレゼンテーション能力を向上させることを目的とする。


<方法/企画としての特徴>
@大腸菌や遺伝子について
ポスターやクイズを用いて、大腸菌や遺伝子について説明した。

A研究室で行っている研究内容の説明
当研究室でおこなっている大腸菌大規模欠失株を用いた生育に関わる遺伝子の探索・同定の研究と光合成大腸菌の作製の研究をポスターで説明した。

B大腸菌の形体観察、大腸菌から取れた色素の観察
実際に菌が生育したプレートを用意した。また、大腸菌から取れた色素をブラックライトを用いて観察してもらった。

<活動内容/具体的成果>
今回の企画を通して、来場者は生物学に対して興味を持ってもらったと思われる。また、首都大学進学希望者には受験や大学生活について説明をおこなったので、進路選択に役立ててもら得たと思う。実施者は、専門知識のない来場者に研究内容などをわかりやすく説明することで、プレゼンテーション能力の向上したと思われる。


<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
今回のオープンラボでは、単純に研究の紹介だけでなく視覚的な展示を行うことで、印象の深いものにできたと思う。また、紹介する内容に難易での幅を作成し、来場者が選択できて納得のいく説明を提供できる仕組みを作れたと思う。今後は、より印象に残るような展示や、デモを考えていきたいと考えている。(川口達也)

今回は来場者に対して、生物はどの分野まで習っているかなどを聞くことにより、前回と比べて、研究内容を相手にあわせて説明できたと思う。また、説明を繰り返したり、質問に答えることにより、自分の研究をより理解することができた。しかし、前回よりも小学生やその保護者が来場してくれたので、もっと子供向けの企画を増やせばよかったなと思った。(北村麻衣子)
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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