<概要/目的> ソウル市立大学の大学院生、大学生に向けて10分程度のビデオ(英語の音声付き)を作成する。ビデオを通じて、海外の人に研究所を紹介し、研究室で行なっている研究について多くの人に面白さを伝える。
<方法/企画としての特徴> ソウル市立大学の学生に研究所や研究室で行なっている研究についてパワーポイントを用いた紹介ビデオを作成した。また、英語でのナレーションを録音した。オンラインツールを用いることによって、対面でなくても研究を発信する方法を学んだ。
前田:研究所の紹介スライドと音声、ビタミンCについてのスライド 祖父江:老化についてのスライド 下田:ビタミンCについてのスライド 刑部:老化、ビタミンCについての音声
<具体的成果> 1.情報発信力向上 一昨年度より、コロナ問題により積極的な情報発信活動が出来なくなっていた。コロナ問題はまだ解決していないが、近年、オンラインツールなどを使って研究を発信する方法が広まった。そこで、東京都健康長寿医療センターや研究室でのビタミンCと老化研究を紹介するビデオを作成し、発信する活動を通して、海外の大学に所属する人にわかりやすく伝える方法を学ぶ。また、改めてビタミンCと老化の研究について考え、その強み、魅力、面白さに気づく。
2.語学力向上のため 分子老化制御研究室では留学生や外国の方が所属しておらず、英語を使う機会がなかった。英語で原稿を考えたり、パワーポイントに音声を吹き込んだりすることで、英語の文法や発音スキルを向上させることができた。
3.説明力 このビデオを通して、研究室で行われている研究について改めて知り、この研究について知らない人にわかりやすく伝えること目標とした。共同企画者とよくディスカッションを行いながら作成した。
<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)> 研究室で行われている研究についての紹介ビデオを作成する上で、普段私が研究していない分野についてより深く理解することができた。また、私が行っている研究内容も改めて先行研究を学びなおすいい機会になった。紹介文を考える際は、どのような表現をすればよいか、流れをどうするか考えるのが難しかった。この研究を全く知らない人でもどのように説明すれば理解してもらえるかを考えることができた。また、私は英語で文章を考えたり会話したりする機会がなかった。この企画を通して専門的な英単語の習得や英語でのコミュニケーション力が向上した。
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