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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 生命科学専攻M1・B3への進路相談会
実 施 者: 田邉和也、池尻昂史、岩崎茜、岩田聡実、久保田希、鳥居侑史、土屋幸憲 、金木茉樹、佐藤浩一、清水隆之、中村文香、厚海貴裕、江川博、楠木綿太
実施場所: 8号館イニシアティブスペース
実 施 日: 2012年 10月 30日
対  象: 生命科学専攻 博士前期1年生および学部3年生 30人程度

<概要/目的>
生命科学専攻大学院修士課程、博士課程への進学を考えている学生及び、就職を考えている学生を対象として、就職活動を終え進路を決定した学生からのアドバイスや、就職活動がどういったものなのかを伝える。これを通して就職活動に対する意識や、進学に対する考えを深めてもらうことを目的とする。

<方法/企画としての特徴>
・博士課程進学予定者、就職内定者から全体に向け、各職種の就職活動及び進学の際のスケジュール等の説明を行う。その後、各職種及び進学のもので別れ、学生の希望とする進路の相談会を開く。これを一回10〜15分程度にし、対象学生が様々な進路を決定した者の話を聞くことができるようにする。
・様々な進路決定者を実施者として集めることにより、対象者にどのような進路があり、どのようなことができるのかを聞くことができるようにする。
・希望制で学内メールアドレスなどを公開することで、実施終了後も質問、相談等がある場合、それを受けることのできる体制を整える。

<活動内容/具体的成果>
参加者に進路に関する情報を提供することで、有意義な会となったと考えられる。また、ブースに分けた質問会では参加者の積極的な質問が見られ、様々な不安や疑問を解消する良い機会を提供できたと思う。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
・様々な進路の者を集めたことで、どのような進路に進むかを決めていく上で来場者の参考になったと思う。しかし、相談会自体が遅い時期になってしまたこと、事前の告知不足により参加者が少なかったことが反省すべき点であったと感じた。(神経分子 田邉)
・多業種の人を集めたこと、それを告知したことで多くの三年生がきてくれたように思える。進学者をもう少し来やすくなるような環境が整えられたらより良くなるように思えた。(細胞生化 池尻)
・理系職種から文系職種など様々な分野について話をする機会を設けることができたので、企業研究の参考になったと思う。また、話を聞くだけでなく質問ができるように個別のブースを設置したので、就職活動に対する疑問や不安を取り除くことができたと思う。(分子遺伝 久保田希)
・主たる来場者が学部生3年生であったため、就職活動のみでなく修士進学に関しても受け答えした。受け答えに際しては、自身の経験と照らし合わせることで、具体的なアドバイスができたように思う。また、私にとっても自身の経験を振り返り、咀嚼するよい機会となった。(進化遺伝 鳥居)
・質問者も多く、参加者から「就職活動を始めるのにアドバイスをもらえて良かった」と感想をもらった。自身もなぜ営業にしようと思ったのかきちんと後輩に伝えることが出来、相談会としての目的を果たすことが出来たと思う。(細胞遺伝 金木)
・就職活動の直前とあってか参加者が多数集まり、活発的な情報交換ができたと思う。また、参加者の中には個人的にメールのやり取りを行い、事後でもアドバイスの授受が為されている。企画者、参加者両者にとって良い機会だったと思う。(微生物分子 佐藤)
・M1がほとんどおらずB3ばかりだったためか、博士進学について訊きに来る学生は誰もいなかった。M1は博士進学について知らないことが多いと思うので、博士進学についてのイメージを持てるような情報を相談会前にもある程度伝えておく必要があるかもしれない。次回は相談会を周知する時点で、どのような話ができるか伝えておくなど、宣伝の仕方を改善する必要があるかもしれない。(微生物分子 清水)
・現在どの分野に進むかも迷っている学生に対して、自分が知っている限りの業界説明を行うことで今後の就職活動において価値のある機会になったと考えている。自分自身にとっても体験談を分かりやすく説明するコミュニケーション能力を磨く良い機会となった。(微生物分子 厚海)
・相談会自体はよく機能していると思う。しかし事前の周知が不十分だった気がする。学生主体のサークルである生物サッカーやSEなどとも連携し、なるべく多くの学生に告知するべきだと感じた。また休日開催にして社会人の先輩を連れてくると、より魅力的な企画になると考える。ただ、博士課程進学のブースには一人も学生が来なかったので、この進路相談会で行う意義を感じなかった。(細胞生化 江川)
・自身の経験や反省をわかりやすく、親身になって話すことができたと思う。就活を経験した者の「生の声」を伝えることができ、B3の学生とも活発な質疑応答ができた。
ただ、相談会全体としてB3の学生ばかりでM1の学生が少なかったことが気になった。もっと積極的に声掛けをするなどして、会の意義を伝える努力が必要だったと考える。(環境微生物 岩田)
・3年生が多く、修士1年の参加人数が少ないと思った。周知が不十分であった点や告知の時期が少し遅かった点も原因に挙げられる。しかし、就職活動は「自分から情報を取りに行く」姿勢が大事なので、修士1年には情報をキャッチするためのアンテナを常に張りめぐらせて欲しいと感じた。参加した学生は、3年・修士1年問わず意識が高く、真剣に考え質問してくれたと思う。就職活動は、実際にやってみないと実態が分かりにくいものであるが、何かしらヒントを得たような学生も見受けられたので、有意義な相談会になったと思う。(細胞生化学 中村)
・学年を越えて就活を終えたばかりの話を聞く機会はあまりない。参加者は就活前に様々な分野の話を聞くことができ,よい機会になったと思う。しかし,修士1年の参加が少なかった。告知の際に会の意義をうまく伝えることが出来れば,より活発な会になると感じた。(環境微生物 楠)


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