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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 大学祭オープンラボ(細胞遺伝)
実 施 者: M2松本望来 山川夏菜 M1大橋ひろ乃 崔椿 段晶華
実施場所: 首都大学東京 11号館108号室
実 施 日: 2012年 11月 3日
対  象: 

<概要>
 来場者に大学での研究を紹介し、興味を持ってもらう。ショウジョウバエの観察やクイズ、ポスター展示を通じ、知識獲得のみならず、大学の雰囲気を感じてもらう。企画者は来場者の年齢に応じて分かりやすい説明をし、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力の向上を目指す。さらに自らの研究を振り返り、改善に努める。


<企画内容>
上記の目的を達成するために以下の3つの企画を準備し、行った。

@ショウジョウバエクイズコーナー
(@)行動クイズ
ショウジョウバエの負の走地性や正の走光性・求愛行動に関するクイズを出題する。実際にショウジョウバエを観察して、その特性を知ってもらう。
(A)変異体クイズ
ショウジョウバエ変異体の名前の意味を考えてもらい、顕微鏡を使って来場者に実際に観察して答え合わせをした。その際、突然変異体の形態異常や行動異常について解説し、突然変異体の知識向上を目指した。


Amovieコーナー
 夏のオープンラボて使用した、ショウジョウバエの基礎知識に関するムービーを上映した。説明とともに導入することで数多くの来場者の関心を惹きつけることができた。

Bポスター展示コーナー
 ポスターを使い、研究室での研究内容を紹介した。各々が自分の研究を解説する中で、研究を振り返り、来場者にも興味を持って頂ける様務めた。


<成果>
 幅広い年齢層の方に来場して頂けたことで、研究をよりわかりやすく、身近な言葉で説明する必要性があった。今回は初めてクイズを取り入れたことで、多くの方に関心を持って頂けた。来場者に説明する機会や回数も昨年より多くなり、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力の向上につながった。


<感想>
・ショウジョウバエクイズは自分で観察し、答えを見つける方式だったので、子どもから大人まで楽しんで頂けたと感じた。また、「自ら考え、実践する」という研究の基礎となる部分を経験してもらえたと思う。(M2 松本)
・高校生以下の学生や一般の人はショウジョウバエや研究に触れた際の反応が新鮮であり、科学に興味をもってもらう良い機会になったと感じた。また、企画者は新しいクイズの導入など、来場者に興味をもってもらうための工夫をすることでコミュニケーション能力の向上につながっとと思う。(M2 山川)
・クイズという形で説明を始めたので幅広いのご来場者により一層ショウジョウバエの知識を知らせることができた。様々な人に説明をして日本語の練習になったいい機会だった。(M1 崔椿)
・今回は、クイズ形式で個々の展示物を回ってもらう形式だった。すべてを回ってもらえたのは良かった、しかし、展示物は個々に見る時間が異なるので、途中で詰まってしまうのが問題であった。次回はこれを解消したい。(M1 大橋)
・実際にショウジョウバエを観察しながら簡単な知識をクイズを答えする形になってたので、子供がらご両親、興味を持っていた学生たちも気軽く楽しめるからよっかったと思う。様々な人たちとコミュニケーションができたのでいい経験だった。(M1 段晶華)
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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