<概要/目的> 昨年に引き続き、スタンプラリーを楽しみながら、生物多様性を学んでもらうことを目的とした。 今年は参加者を増やす新たな試みとして、スタンプラリーに加え、クイズや景品を用意するなどの工夫を行った。
<方法/企画としての特徴> 1、事前準備 IMG SRC="files/3063E2C4A_スタンプ1.jpg" ALIGN="right"オープンラボ参加研究室(全13研究室)が使用している実験動物をモチーフに絵柄をデザインし、スタンプを作成した。 また、スタンプ台紙とクイズを作成した。クイズは、ただ単にスタンプを押すだけだと昨年と変わり映えしないため、昨年との差別化を図るために作成した。
2、オープンラボ当日 各オープンラボ実施場所の一角に、その研究室専用のスタンプとスタンプ台を置き、一般の来場者が参加しやすいように誘導、説明を行った。また、状況に応じて説明やアドバイスなども行った。
<活動内容/具体的成果> スタンプラリーにクイズを盛り込んだためか、例年小学生ぐらいの子供がメインターゲットとなっていたが、今年は中高生の参加も多く見受けられた。しかし、他の大学祭の企画でもスタンプラリーを行っているらしく(この企画も含めて、確認できるだけで3種類)、参加者自体はとても少なかった(ゴールまでやってきたのは20人程度)。 ゴールした人への景品はオリジナルパッケージの飴で、多様性へのメッセージが込められたものである。そのため、受け取った人達だけではなく、他研究室の人達からの評価も高かった。 IMG SRC="files/3063E2C4A_スタンプ2.jpg"
<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)> 今年は道に迷うことのないように、詳細な地図を載せたパンフレットを作成し、それを学内中で配布した為、「道に迷ってしまった」などの声は聞こえなかった。しかし、スタンプラリー自体の参加者が非常に少なく、今回の一番の問題点となってしまった。 そもそもこのスタンプラリーの目的は、一般の方々に生物多様性を知ってもらうことなので、もっと参加者が増やせるように工夫をする必要があると感じた。(山田)
この企画はかつて新聞にも取り上げられるなど注目もされており、毎年恒例になりつつある。しかし毎年変化なく同じ企画をすれば良いというものではなく、少しずつ変化させることでより良いものにしようとしている。一方、大学の敷地が広く、イベントの数も多いため、多様性スタンプラリーの存在があまり周知されないということが、この企画を始めた年から問題となっている。今年はうまくいかなかったが、大学祭のパンフレットに載せたり、南門で台紙を配布するなど、大学祭と連携できるようになると良いと思った。(秋元)
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