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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: オープンラボ 進化遺伝学研究室
実 施 者: 岩崎祐磨
実施場所: 8号館415, 418室
実 施 日: 2013年 8月 17日
対  象:  オープンキャンパスにおける研究室来場者(おもに高校生)

<概要/目的>
本研究室で行われている研究を、実際に研究室のメンバーが使用している器具、生物などを用いて理解・体験してもらう。
企画者は、来場者への実験設備紹介や研究紹介を通して、研究の原理、背景、意義などを見直す。この時、来場者の知識や関心に見合った説明を心掛けることで、対話能力の向上も図ることを目的とする。

<方法/企画としての特徴>
@ 分子系統樹の作成過程の説明
ショウジョウバエ複数種から分子系統樹を作成する際の操作・原理を、実際の実験手順に沿って説明した。同時に、分子系統樹作成の際に用いる実験機器の紹介も行った。
最後に、霊長類での系統樹クイズを行い、実際にその場PC上で分子系統樹を書いて答え合わせをした。
A 研究紹介 (ポスター)
学会ポスターなどを通して、研究室で行われている研究内容を紹介した。
B 進路相談室
受学生生活、卒業後の進路などについての質問・相談を受けた。当企画は、同日にオープンラボを企画している細胞遺伝学研究室と合同で行った。


<活動内容/具体的成果>
来場者はショウジョウバエを通して、どういった進化の研究がなされているのかを身近に体験できた。
企画者は、実験手法や研究内容の紹介を通して、自身の研究の原理や類似する他の研究室のメンバーの研究への理解を深めることができた。また、来場者からの質問に対する応答や来場者の知識や年齢に応じた受け答えを通じて、企画者はコミュニケーション能力、状況に応じた判断能力の向上ができたと考えられる。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
今年のオープンラボは昨年よりも来場者が多く、一度に大人数に説明する機会が多かったため簡潔かつ分かりやすい説明が必要になった。特に、一番初めに進化とショウジョウバエの結びつきをうまく紹介することが必要で、そのためのコーナーを1つ設ける必要があったと思う。
多くの高校生が実験・研究について興味を持ってくれて面白いと言ってくれたことが非常にうれしかった。
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
TOKYO METROPOLITAN UNIVERSITY