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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 植物環境応答研究室オープンラボ「光と植物」
実 施 者: 木村泉美
実施場所: 8号館3階東側エレベーターホール
実 施 日: 2013年 8月 17日
対  象: オープンラボ来場者

<企画協力者>
近江泰明、豊田麻那、石井遥、木村優希 (植物環境応答研究室)

<概要/目的>
オープンラボ来場者に対して当研究室で行なっている研究内容を紹介することで、植物の光形態形成や細胞内運動に関して興味をもってもらうことを目的とした。一方で、企画者や協力者にとっては来場者に研究内容を紹介するため、プレゼンテーション能力の向上と研究内容の理解を深めることを目的とした。

<方法/企画としての特徴>
・ ポスター展示
一般の人でも分かりやすいよう高校で習う内容を導入とし、当研究室で行なわれている研究内容の紹介を行なった。
・ スライドショー展示
ポスター展示だけでは表現しにくいライブイメージングの動画を取り入れることで、視覚的にも細胞内運動の理解へと役立てた。
・ オオカナダモの原形質流動の展示
微小繊維を用いた細胞内の細胞小器官運動を、当研究室で研究している葉緑体光定位運動の話に関連づけて説明を行なった。

<活動内容/具体的成果>
ポスターやスライドショーを使用しながら、当研究室の研究内容の紹介を行なった。多くの来場者に、当研究室で行なっている研究の面白さや重要性を理解してもらったと感じる。またオープンラボ来場者のほとんどは受験を考えている高校生であり、入試方法や入学後の授業の話をしたことにより、コース内の特徴や雰囲気、どのようなことを学べるのかなどの理解につながり、大学選びの参考になったのではないかと感じる。一方で、企画者・協力者にとっては相手の理解度に応じて説明する良い機会になったと感じる。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
多くの来場者が高校生であったため研究内容を説明する際は、高校の授業で出てくる様な単語を意識しながら使用し、説明を行なった。多くの人に研究内容を理解してもらえたと感じたが、説明の長さによっては聞き手の表情に疲労感が表れてくるのを感じた。オープンラボ来場者は様々な場所を見学してきていることを念頭におき、簡潔に分かりやすくかつ来場者が求めている情報を提供出来るよう改善すべきだと感じた。(木村泉美)
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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