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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: めくるめく植物ワールドへ 〜胚発生とホルモン〜
実 施 者: 吉田悠里、古田顕尚、山本昂宏、高橋絢子、鈴木洋弥、宮川慎也、岡本亜依、戸田絵梨香
実施場所: 8-320
実 施 日: 2013年 8月 17日
対  象: 8

<概要/目的>
●来場者に対して
 研究内容の説明などを通じて、植物ホルモンや生命科学全体・大学での研究に対して興味や関心を持ってもらう。
●実施者に対して
 専門的な研究内容を来場者に分かりやすく説明する事を通じて、プレゼンテーション能力の向上を図る。


<方法/企画としての特徴>
本研究室で取り組んでいる研究内容について、各分野ごとにポスター・プリント、パソコンモニターを用いて口頭で説明した。
また、サンプルや試験体(水耕栽培したイネの展示、トウモロコシ幼苗を用いたオーキシンの重力による屈曲観察、マイクロインジェクションの動画)を実際に見てもらう事で、来場者の理解度や興味、関心が高まる様に試みた。

<活動内容/具体的成果>
●活動内容
 研究分野ごと(受精/オーキシン/イネのストレス応答性タンパク質RsOSPR10)に分かれ、ポスターを展示・配布して説明を行った。
 この際、トウモロコシ幼葉鞘の重力屈曲の様子などを観察してもらい、口頭説明の補強材料とした。
●具体的成果
 多くの来場者に、本研究室での研究内容について伝える事が出来た。興味を持って質問をしてくれた人もおり、研究内容に対する興味や理解を促せられたのではないかと思われる。受験生や保護者に対する説明も受け付けた。
 実施者も、幅広い年齢層の来場者への説明を通じて、プレゼンテーション能力の向上を図れた。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
 新しい取り組みとしてマイクロインジェクションの動画再生やイネの水耕栽培展示を行い、昨年よりもさらに視覚的に実験内容が伝わりやすい内容となっていたと思う。反省点は一人に対する説明時間が長かったので、もう少し短めにするべきだった。(山本)

 研究内容を来場者へ説明することで、分かりやすく説明する力を養うことができた。活動の課題としては、会場内が混雑することが多かったので、来場者の誘導を円滑にすることでより多くの方に研究内容等を伝えられるとよかった。(戸田)

 実験の内容を伝えるにあたって動画を見せたり、道具を触ってもらったりしてより具体的なイメージを持たせることができた。細かな説明よりも来場者の質問に答えながら話をすることで退屈させずに知りたいことを教えてあげることができたと思う。(古田)

 今まで行ってきた研究の概要を高校生にわかりやすく説明することで、自分の理解度を知ることができた。高校生の受験に対する漠然とした不安などの相談にも研究を行っている立場から適切なアドバイスができたと感じる。一人当たりにかける時間が長くなってしまった結果、あまり多くの来場者に対して説明できなかったのが残念だった。(岡本)

 昨年度の反省を生かして,実際に実験に用いている植物を多く用意し観察してもらうことができた.これによりどのような実験を行っているか,イメージをより伝えられたと思う.また比較的簡単な内容のポスターと学会で発表したポスターを用意したことで,来場者に合わせて説明することができた.一人ひとりに時間をかけすぎてしまったことが反省点である.(鈴木)

たくさんの方に来ていただいたために、出入り口での来場者の方への対応が不十分となってしまった。混雑状況を考え、対応時間・内容などの工夫をすることが必要だと思った。また、高校生に対し、専門的な用語を用いずに説明することの難しさを感じつつ、その能力を今回養うことが出来た。(高橋)


昨年に比べ来場してくださる学生のみなさんと保護者の方の人数が圧倒的に増え、研究室の研究内容や大学生活についての質問などが多かったです。自分の研究内容や学校生活について説明をしていると今まで意識していなかった些細な日常の瞬間などについても改めて気付かされ、得るものの大きい充実したオープンラボになりました。(吉田)
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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