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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: BRC Young Scientists Networking Symposium2024運営
実 施 者: 山本彩加
実施場所: 理化学研究所バイオリソース研究センター森脇ホール
実 施 日: 2024年 2月 14日
対  象: 対面参加者・約50名

<概要/目的>
理化学研究所バイオリソース研究センター主催の若手研究者に向けた「バイオリソースを活用した研究活動」、「研究者としてのキャリアパス」についてをテーマとしたイベントでポスター発表と招待講演、の円滑な運営に貢献する。準備から実施、片付けまで一貫して参加することで、研究集会イベントを企画運営する力を養うことを目的とした。

<方法/企画としての特徴>
BRC Young Scientists Networking Symposium2024の対面参加者約50名に対しイベントを円滑に行うために主体的に行動した。招待講演の部分はzoomの配信も加わったハイブリット形式で開催され、参加を申請すれば誰でも視聴できることから多くの参加者があり積極的な意見交換が行われた。バイオリソースの拠点である点を活かしたイベント内容であるため、バイオリソースを活用して研究者として今後どのようなキャリアを歩むかという視点を持っている方が多かった。また、若手研究者を対象としたイベントであるため、学生やポスドクなど自分と近い年代の方が多く6割ほどを占めていた。運営で携わった中では学生が私しかいなかったため、相手も話しやすさを感じていただける点を活かし、困っていそうな同年代の方には積極的に話しかけた。

<活動内容/具体的成果>
2024/02/14に理化学研究所バイオリソース研究センター森脇ホールで開催した。
準備:会場のレイアウトを作成し、敷地の入口から会場の建物までの案内を表示した。飲み物や配布物の準備を行った。
受付:来場者に対して、事前に登録された内容で作成された名札や配布物を渡し会場を案内した。ポスターセッションで発表   する方には追加で掲示方法や場所の案内をした。特に会場内のトイレが工事中で使用できなかったため、他の建物に案   内する必要があり来場者の視点に立ってわかりやすい声掛けを心がけた。

タイムスケジュール
13:00開催挨拶
13:10~15:45招待講演
「海外PIの作り方」
  三原田賢一 熊本大学国際先端医学研究機構特別招聘教授
「アカデミアとして生きていく上で大切なこと」
  本多 新 自治医科大学 先端医療技術開発センター 教授
「例外的な微生物を探索し未開拓分野を切り開く」
  按田 瑞恵 東京大学大学院新領域創成科学研究科 特任助教
「異文化連携とキャリアパス」
  三輪 佳宏 理研BRC 遺伝子材料開発室 室長
「流れに身を任せて面白い方へ」
  小林 佑理子 岐阜大学 応用生物科学部 准教授
15:45~18:10 ポスターセッション・トークテーブル
18:20~20:00 意見交換会
片付け:使用した備品や軽食の片付けをおこなった。
    駅までのバスの本数が少ないため、乗り遅れがないように広報を行った。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
イベント運営において、些細なことでも細かく決定した方が円滑に進むということを学んだ。具体的には、使用しない机の位置や配置する物品の移動場所、講演者の立ち位置等特に今回のように時間に余裕を持たせずにスケジュールを立てている場合、機械トラブルなどの不測の事態によって時間がさらに限られてしまうと感じた。
また、自身の専攻分野以外の方との交流を通じて、今後の自身の研究やキャリアの構築において参考になった。情報を活用することでさらに深い研究ができることは素晴らしいが、バイオリソースなど情報の信憑性を常に意識していく必要があると感じた。


©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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