TMU logo
生命科学専攻
トップ
「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 進化遺伝学研究室 平成26年オープンラボ「SHINKA NO IDEN ~Drosophila Night~」
実 施 者: 秋山礼良・市川里紗・中村遥・清野健司
実施場所: 首都大学東京 南大沢キャンパス 8号館415, 418室
実 施 日: 2015年 7月 19日
対  象: オープンラボ来場者

<概要/目的>
高校生を主な対象に、ショウジョウバエを用いた分子進化の研究フローを研究室内の見学を通じて理解してもらう。また、ポスターの説明を通じ、大学での研究を高校生に伝え大学で学ぶということやその意義を知ってもらう。

<方法/企画としての特徴>
企画者は、来場者への実験設備紹介や研究紹介を通して、研究の原理、背景、意義の再確認、そしてそれらを伝える技術の向上を目指す。この時、来場者の知識や関心に見合った説明を心掛けることで、対話能力の向上も図る。

<活動内容/具体的成果>
@ 分子系統樹の作成過程の説明
ショウジョウバエ複数種から分子系統樹を作成する際の操作・原理を、実際の実験手順に沿って説明した。各操作や原理を説明する際に、アニメーションやスライドショーを作成しわかりやすくなるように心掛けた。
同時に、分子系統樹作成の際に用いる実験機器の紹介も行った。
A 研究紹介 (ポスター)
ポスターなどを通して、研究室で行われている研究内容を紹介した。


<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
去年度の反省を活かし、実験の説明のためにPCを使ったスライドやアニメーションを用意した。その為企画者としても説明しやすくすることが出来たと思う。ポスター発表については場所の関係であまり人が呼べなかったので、次回からは目に付きやすい位置におくことで我々の研究を知っていただく機会を作れるのではないかと思う。(中村)
今回の企画では来場者の高校生と受験に関する助言を行う機会があった。そのため今回は本学の受験を希望する高校生が在校生と話せる良い機会になったと考えられる。
しかしポスターの説明を十分に行えなかったので私たちの研究室の研究内容について知ってもらうには不十分だったと考えている。(清野)

ラボを案内しながら行っている主な実験について説明する際、昨年の反省を活かし、説明の流れを意識して取り組んだ。そのため、比較的飲み込みやすい解説ができていたのではないかと思われる。人が混みあう時間帯は場所の問題もあり団体の移動が滞ってしまうこともあったが、そのような間も随時質問を受け付けたり高校生との会話を重視して、来場者に退屈な思いをさせないように留意できた。
ポスター発表においては、用いているポスターの情報が古く、企画を実施した者の中でも学年が若い者にとってよくわからなかったのではないかと言う点が気になった。幸か不幸かポスターを見に来る来場者が少なかったため問題にはならなかったが、次回はラボ内での知識の統一を図るべきだと思われる。(M2 秋山)
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
TOKYO METROPOLITAN UNIVERSITY