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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: ときめき☆ひらめきサイエンス
実 施 者: 魏冉、高橋路佳、デリナトリデイ、比佐稔典
実施場所: 首都大学東京 南大沢キャンパス 9号館498室
実 施 日: 2015年 8月 7日
対  象: 高校生5人

<企画協力者>
杉山亜梨華、米澤遼

<概要/目的>
科研費により行なわれている最先端の研究内容を、高校生に体験してもらうことで生物学の面白さを感じてもらうことを目的とした。企画者側が通常行なっている研究方法(タンパク質の定量や組織・細胞の形態観察)の一部を実際に手を動かして目で見て体験してもらった。

<方法/企画としての特徴>
全ての実習において危険な薬品は高校生には扱わせないよう配慮している。
・タンパク質の定量
私達が普段口にする卵(卵黄、卵白)、牛乳、野菜ジュースなどのタンパク質をウエスタンブロッティングを用いて定量。
・組織の形態観察
マウスの脳構造の観察。
・細胞の形態観察
培養細胞の染色手法の体験と形態観察。
・空き時間にスライドを用いた簡単な説明


<活動内容/具体的成果>
生命科学に興味を持っている高校生に、手を動かして実習をしてもらい、私たち研究室生の日々の研究の一端を理解してもらうと同時に、生命科学の美しさや面白さを伝えることが出来た。高校生からも、これだけ実際に体験出来て良かった、というフィードバックを受けることが出来た。高校生に質問しやすい環境を作るため、様々な会話から距離を縮めるように工夫し、その結果多くの質問を受けることが出来た。TAにとっては、普段の研究内容を噛み砕いて説明する力やコミュニケーションスキルを獲得したと思われる。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
今回は、企画側が各々の専門性に応じて「タンパク質の定量」と「細胞の観察」の2グループに分かれて高校生に対応した。タイムスケジュールが難しく予定通りとはいかなかったが、一通りの内容を実施出来たのでよかった。高校生に実際に手を動かしてもらうことで私達の日々の研究生活をイメージしてもらえるよう、実習の時間を多く取った。また、高校生と交流する時間を設けるなどして、企画側と高校生との距離を縮めるように工夫した。(高橋路佳)
I'm really happy to have the opportunity to teach students basic biological knowledge and also to introduce my hometown in this class.I think these experiences are very helpful for my future.(デリナトリデイ)
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
TOKYO METROPOLITAN UNIVERSITY