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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 細胞生化学研究室オープンラボ 「生命の深奥をのぞく」
実 施 者: 林下瑞希、戸島麻子、土屋悠吾、渡邉礼華
実施場所: 9号館4階 エレベーターホール
実 施 日: 2015年 8月 16日
対  象: オープンラボ来場者

<概要/目的>
生命科学の実際を高校生・市民の方に知っていただく。大学内で日々行われている実験の原理・手法等をより多くの方に理解してもらい、科学の楽しさや重要さを共感して頂くことを目的とする。企画者は、専門的な研究内容を如何に高校生・市民の方に伝えるかを工夫することで、科学伝播、科学教育の方法を考える力を身に付ける事を目的とする。 。

<方法/企画としての特徴>
・ポスター発表
以下の3つの内容についてポスターを作成し、発表を行った。
@生物学の基礎
ABAG6タンパク質の細胞内機能
B次世代ゲノム編集技術
C研究室紹介

・培養細胞の観察
HeLa細胞の顕微鏡観察スペースを設けた。

・進路相談
高校生やその保護者から個別に進路や受験勉強に関する相談を受けた。

<活動内容/具体的成果>
 市民の方に身近な存在である大学だが、その内部で行われていることはあまり知られていない。本企画ではありのままの研究事情を紹介したことで、高校生の進路選択の参考となるほか市民の方の大学教育への理解が得られたと思う。また、企画者は、専門用語を使わずにわかりやすい研究紹介を練る事で、プレゼン能力・技術の向上のほか、企画作製能力が鍛えられた。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
7月のオープンラボに引き続き、高校生・市民の方に科学を身近に感じて頂けるようなオープンラボであったと思う。ポスターの再考や、前回の反省を生かすことで、より質の高い発表をすることが出来た。(林下瑞希)
今回のオープンラボでは大学で実際にどのような研究が行われているかを一般の方に知ってもらうことを目的とした。7月に行われたオープンラボの反省を生かし、一般の方が理解しやすいように専門的なことをより分かりやすく改善した。その結果、前回よりも参加者の反応も良く、より高い発表技術も身に付いたと思う。(戸島麻子)
前回のオープンラボでは、研究室を見せると非常に興味をもってくれた高校生が多かったた。そこで、今回は、高校生に大学生の研究室の様子を感じてもらえればと言う目的で、研究室生活をまとめたポスターを制作した。また、前回では研究内容のポスターが難しいと感じたため、分かりやすい範囲でポスターの内容を変更した。そのため、説明もしやすくなったほか、説明する時間も短縮する事が出来た。他のオープンラボを見た際、説明者の大学生が名札をつけているラボがあった(名前、どの入試で入学したのか、研究内容)。ゼミナール入試や一般入試の質問が高校生から多かったため、次回はこのような名札を作り、高校生から質問しやすい環境にできたらと思った。(渡邉礼華)
前回の反省を活かし、大学の研究をより身近に感じてもらえるように工夫を凝らした。また、ポスター発表においてもこちら側からの一方通行ではなく、双方向的に会話をするように心がけた。そうすることによって、相手により理解してもらえると考えた。(土屋悠吾)
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
TOKYO METROPOLITAN UNIVERSITY