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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 分子遺伝学研究室、オープンラボ【細菌の世界】
実 施 者: 小池 洋輔
実施場所: 8号館 247 専門実習室
実 施 日: 2015年 11月 3日
対  象: 文化祭来場者

<企画協力者>
D2 萩原進
M2 桐野一晟
M2 船迫紀之
M1 富永賢人
M1 渡邊圭佑
M1 小池玲示
M1  小池洋輔


<概要/目的>
研究室で行っていることを楽しく理解してもらうことを目的とした。
身の回りに多くいる微生物だが気にしている人は多くない。本研究室の実験で用いている大腸菌とシアノバクテリアについても同様だ。大腸菌は病原菌としても知られており、危険な物を使っていると思う人もいる。そこで今回のオープンラボでは実際に微生物を見てもらいながら説明することとした。


<方法/企画としての特徴>
実際に研究で使用している微生物やその変異株を光学顕微鏡を用いて観察してもらう。
文化祭には様々な人が来るのでその相手にあった説明を行うため以下の物を用意した。
・微生物の身近な利用のされ方(スライド)
・様々な種類の研究対象(光学顕微鏡)
・培養の様子(培養槽)
これらを用いて各々が適切な難易度の話題を説明することを心がけた。


<活動内容/具体的成果>
企画内容を実施した。
スライドはホワイトボードに貼り付けた。同時に必要だと思った情報をホワイトボードに追記することでより理解をしてもらえるように努めた。大腸菌、シアノバクテリア共に来場者の方の身近な所から話すことで話に入ってきてもらいやすくなったと思う。
光学顕微鏡はディスプレイに接続し同時に複数の人が見られるように工夫した。また、スライドガラスを事前に用意しておき、説明と共にすぐ切り替えられるようにした。


<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
子供づれ、夫婦、高校生、在学生と様々な世代の人たちが参加してくれてとても有意義な時間になった。あえて、研究の難しい内容には触れず純粋に細菌の世界観に触れてもらい、少しでも興味を持ってくれてくれたらと思いながら活動した。中には、さらに内容に踏み込んでくる来客者もいたため、ブース分けをし、より実験的な内容も用意できたらよかったと反省点も見られた。来年も機会があれば、今回の経験を生かしより素敵なオープンラボにしたいと思う。
M1 小池洋輔

多くの人にシアノバクテリアを身近に感じてもらえたと思う。ただ身近な活用等については知識が乏しく十分に知ってもらえなかったと感じた。また、交代で説明をしたが一気に人が来ると間に合わずに覗いただけで帰ってしまう方がいたことも残念に思った。
M1 小池玲示

今年はシアノバクテリアの説明も行ったため、来場者の方に去年より多くの説明を行うことができたと思う。今年は高校生が多く来ていたので、研究の詳細な説明の用意をしておいたほうが良かったと思う。
M2  船迫 紀之

シアノバクテリアと大腸菌の両方について各自がよりわかりやすく説明できる様に、事前に準備しておくとよりよかったと思う。
M2 桐野 一晟

今年は例年より立地が良く多くの方に来ていただけました。シアノバクテリアについての知識がなかったため説明をする際に自信を持って回答ができなかったので、事前学習をもう少ししておく必要があったと感じています。
D2 萩原 進

大腸菌・シアノバクテリア両方の説明を試みたが、自分の専攻でないシアノバクテリアの理解不足を痛感させられた。また全く知識のない人にintroductionをどこから話すかに難しさを感じた。
M1 渡辺圭佑
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
TOKYO METROPOLITAN UNIVERSITY