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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 進化遺伝学研究室オープンラボ「ドロソフィラワールド」
実 施 者: 秋山礼良 市川里紗 中村遥 清野健司
実施場所: 11号館103室
実 施 日: 2015年 11月 1日
対  象: 大学祭来場者

<概要/目的>
概要:大学祭の来場者に向け、ショウジョウバエでどのような進化に関わる研究ができるのかをクイズを交えて紹介した。3日に行った高校生向けのものと異なり、こちらの対象は親子連れも含まれる。
目的:幅広い年齢層の人を対象としてショウジョウバエのことや進化に関することに触れてもらい、生命科学に対する興味を引き出す。

<方法/企画としての特徴>
ハエの見分け方や分子系統樹の見方など、一見すると難しいがブースを全て回ると完答できるようなクイズを用意し、全体を回ってもらえるように配慮しつつ子供にも興味を持ってもらえるような内容になっている。また、ブースの通行方向を1方向にせず縦横無尽に動けるようにすることで、空いたスペースへの誘導を容易にしている。

<活動内容/具体的成果>
複数のブースの担当と誘導員の配置を行い、それを適度にシャッフルすることで企画者側も様々な内容の分かりやすい説明を行うよう心がけることができた。また、小学生や高校生、成人など幅広い年齢層の来場者それぞれに向け、レベルの合った解説を行うことに従事した。クイズに景品をつけることで低年齢層も全てのブースを回って解説を聞いてくれ、クイズの正答率は想定通りほぼ100%であったと思われる。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
表に面した1階だったこともあってか、2階で実施された昨年に比べ来場者も多かったように思われる。来場者参加型の展示であるためブースを回り切るには多少時間を要すが、来客が詰まって何もできないということはなかったように見受けられたため、全員が全体に目を配って回転効率をよく出来ていたと考えられる。(M2 秋山)

昨年と比較して来場者が多く、どのブースも混雑した。クイズ形式で各ブースを回っていく形式で展示を行っていたため、ショウジョウバエの観察などは時間がかかってしまっていたが、その分ポスターの説明や実験器具の説明などを他の場所で行うことで来場者が待つ時間を減らすことができていた。また、企画を通して生物に興味を持ってもらえたと感じる。(M2 市川)

来場者の人数が予想していた数よりも多く、円滑に運営することが多少難しかった。また用意していた展示の内容も小学生以下の来場者には難しく説明に苦労した。来年度は展示の内容および細胞遺伝学研究室との連携を見直し来場者全員に理解してもらえる展示を作るべきであろう。しかし本物のショウジョウバエを用いた展示はどの年代にも好評であったように思えたのでよかったと思う。(M2 中村)

分子系統樹に関係したクイズを用意していたが来場者が小学生や小学生以下の方には理解が難しいため今後は工夫が必要だと感じた。また来場者が多かったため、ブースによって来場者数が偏りうまく運営できなかった。そのため、今後はブースを増やしたりなど対策がいると考える。(M1 清野)
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グループでの活動は,最終項目のみ,全員記入ください.
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