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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 長寿の秘薬ガラナのプロモーション
実 施 者: 中山モハメッド淳(サンタマリア連邦大学博士3名)
実施場所: ブラジル・アマゾナス州マナウス
実 施 日: 2016年 6月 20日
対  象: マナウス市民、製薬関係者、部族

                               長寿の秘薬ガラナのプロモーション



                                                                                             
                                               概要
世界最大規模の熱帯雨林アマゾンには様々な秘薬が存在する。儀式で用いられるアワヤスカ、部族が薬のように使用しているガラナ、魚介類と薬草を合わせたえぐみのあるスープ:タカカなどがその代表例だ。私はガラナに興味を持ち8ヶ月間のインターンシップをブラジルにて行っていた。同期間中ガラナの新製品サプリメントを共同開発した一員としてアマゾンの都市マナウスで製品の宣伝とネグロ川上流に住む少数部族の訪問を行った。
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                                      マナウスでの講演活動
マナウスでは、ガラナの研究で最も有名なDr.Eulerと同伴し、市民館・大学講堂・製薬施設での講演、テレビ局での収録、現地メディアへの記者会見を行った。講演の内容は研究をまとめた書籍と新製品の説明と、2年間にかけて日本で行っていた共同研究のハイライトを説明した。
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                                                                        部族訪問
私たちは部族訪問先としてマナウスからフェリーでネグロ川上流へ3時間に位置するTUCABAへ出航した。この村は完全に人里から切り離されているわけではなかったが、現在でも川から魚を捕り森から植物を採集することで生計を立てている。私達グループはこの村に1日滞在し、部族たちにガラナやその他数十種のアマゾンフルーツの機能性と研究に基づいた利用方法について講演を行った。
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                                              意見感想
今回の宣伝での一番の収穫はガラナを研究している研究者として名を売れたことだ。毎回の講演会の後には必ずマナウスの市民達・製薬関係者たちは、私のサインを求めてきたり写真撮影を求めてきたりした。ガラナの研究を始めてから1年半が経過するが、自分のキャリアに繋がっていると実感できた瞬間であり幸せが溢れた。
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
TOKYO METROPOLITAN UNIVERSITY