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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: オープンアクアリウム・神経生物学研究室オープンラボ
実 施 者: 奥渓真人 今泉典子 富田千景 朱顏  近藤日名子
実施場所: 飼育棟
実 施 日: 2016年 11月 3日
対  象: 大学祭来訪者

<概要/目的>
普段は関係者しか立ち入ることの出来ない水生生物室を、研究室の学生立会いのもとでオープンアクアリウムとして開放し、飼育している実験動物や研究についての説明を行った。


<活動内容/具体的成果>
様々な年齢層の人が来場することを予想し、生き物の簡単な説明書きをしたパンフレットを子ども向けと大人向けの2種類作成した。また、動物を説明するパネルを作成し、読むだけで内容が理解できる、水族館のような展示を目指した。そして、生き物をより近くで見ることができるよう飼育棟の外に展示プールを設置したり、標本を展示したりといった工夫を行った。
小さい子供や、ご年配の方も多くいらっしゃったため、外に設置した展示プールが大変好評であった。また、神経標本、乾燥標本も数多くの種類を展示したため、好評であった。



<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
今年は目立つ生き物があまりいなかったため、ザリガニ釣りやタッチプールを設置することで、小さい子供にも喜んでもらえるよう工夫をした。建物の中で説明をすると、人の流れが滞ってしまうため、建物内では口頭での説明をなるべく控え、建物の外で入場待ちをしている人に口頭で説明することで、内容をより理解してもらう、退屈な時間を作らない、の2点を図った。様々な質問をされたが、中には答えられなかったものもあったため記録を残して来年に活かそうと思う。(奥溪) 


晴天に恵まれ多くの方が見学に来てくださった。例年、混雑により見学者が前へ進めないことが課題であったため、展示物のレイアウトを工夫することによって流れ多少がスムーズになった。多くの見学者が動物に興味を持ってくださり、質問を多くいただいた。中にはその場で答えられないような質問もあり、自分自身にとっても勉強になった。
(今泉)

オープンアクアリウム 入り口


                                  タッチプール

 天候にも恵まれたので、多くの方が見学にきた。年齢も子どもから大人まで幅広く見学に来る。私は、タッチプールを行った。小学校入学前の子どもでもわかるように、動物見つけクイズを行い興味を引いた。また、動物門の説明は難しいので、形が似ている物、触った感触が似ている物を答えてもらう形で動物門の説明を行った。また、一緒に参加している親には、動物門の詳しい説明を行い飽きさせない工夫を行った。今年は、ザリガニは実験に使用するので、触れないため、ザリガニ釣りも行ったが見学者が多く開催が一日6回程度になった。来年に向けてまた改善を行っていきたい。(近藤)
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
TOKYO METROPOLITAN UNIVERSITY