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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル:  細胞生化学研究室オープンラボ「ヒトはゴミが30%〜タンパク質の話です〜」
実 施 者: 淺沼真冬、泉田采音、齊藤弘真、松浦明利、松浦雪
実施場所:  9号館4階エレベーターホール
実 施 日: 2017年 11月 3日
対  象: 大学祭来場者

<概要/目的>
 大学祭の来場者を対象にして、当研究室で行っている研究内容についてや、「タンパク質の合成と分解」について簡単な生物学の知識をつけてもらう。また、大学での研究活動がどういったものなのかイメージを持ってもらうことを目的とする。

<方法/企画としての特徴>
@ポスター展示
以下4つの内容についてポスター展示を行う。
(1)研究内容に関与する生物学の知識
(2)タンパク質ができてから分解されるまで
(3)現在行っている研究テーマについて
(4)実験手法の紹介
大学院生はポスターの説明や来場者の方からの質問に対応する。
A実験器具展示・実験デモンストレーション
SDS-PAGEのデモンストレーション、銀染色したゲルの展示、ラボで使用している培養細胞の写真の展示、ピペットマン・卓上遠心機の展示を行う。実際にピペットマンで水を吸ってもらったり、卓上遠心機を使ってもらう。大学院生は実験器具の取り扱い方法や、どういった時に使うものなのか説明を行う。
B相談コーナーの開設
大学入試や、大学生活についてなど、疑問や興味をもった高校生や保護者の方に対応できるコーナーを設ける。


<活動内容/具体的成果>
 来場者の方々にはポスター展示を通して、研究室で行っている研究内容について知ってもらった。また、簡単なタンパク質の合成や分解についての説明を行い、少しでも生物学に興味を持ってもらえるようにした。
 説明だけでなく、実際に研究で使用する実験器具に触れて手を動かしてもらうことで、大学での研究活動を体験してもらいイメージが湧きやすいように工夫した。
 反省点としては、どこでオープンラボを行っているかの周知不足により、あまり人が集まらなかったことが挙げられる。もっと来場者の方に分かりやすい場所で実施する、案内のポスターを増やすなどの工夫が必要だったと感じた。
 今回の活動によって、来場者の方々には生物学について少しでも興味をもってもらえたのではないかと考える。また、大学の研究室でどんな実験が行われているか体験できたのではないかと思う。
 企画者は今回の活動を通して、生物学についてや実験手法について、来場者の方にいかに分かりやすく説明するかという練習になった。


<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
前回のオープンキャンパスで行った時の反省を生かして、もっと基本的な生物学についての説明を載せたポスターを増やしたのが工夫できた点だと思う。来場者の方が少なかったのが反省点なので、もっと案内板を増やしたり、誘導する係を増やすなどの対処が必要だったと感じる。(淺沼)

今回はオープンキャンパスと違い大学祭が背景にあったため夏のオープンラボと比べて来場者数が少なかった。そのため一般の方々に目がつきやすいような場所でやったり、ポスターを目に付くところに掲示しておくべきだった。夏では人員の割き方に問題があったため来場者への対応が悪いところがあったが今回は改善されていたのでスムーズに対応ができた。(斉藤)

大学祭での開催だった為、相手が受験生以外という点を考え発表しました。基本的な点から解説し、よりイメージしやすいよう実物を展示しました。他学部の学生には初めてピペットマンを握ったと喜んでもらえて良かったです。基本的な点から解説をしましたが、それでも研究内容は理解しにくかったようなので、今後は発表内容を選択し、難易度も下げようと思いました。(松浦明利)







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グループでの活動は,最終項目のみ,全員記入ください.
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