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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 生命科学コース入学予定者への研究紹介
実 施 者: 石神 唯
実施場所: 首都大学東京
実 施 日: 2008年 2月 16日
対  象: 生命科学コース 2008年度入学予定者

<概要/目的>
 本企画は、ゼミナール入試の入学前授業の一環として行いました。生命科学コース入学予定の対象者に、大学院でのフィールド調査の様子や研究の内容を紹介し、大学での研究に対するイメージを具体化してもらうことを目的としました。


<方法/企画としての特徴>
 パワーポイントを使ったプレゼンテーションを行いました。対象者が大学での研究に対する興味を持ちやすいように、資料には多く写真を取り入れ、研究内容についてもできるだけ易しい言葉で説明を行いました。それまでの入学前授業の講師であった”先生”とは違う、”先輩”というより対象者に近い立場で話をすることで、対象者が大学での研究を身近なものとしてとらえ、また、それについて質問し易い雰囲気を造り出せるように心がけました。


<活動内容/具体的成果>
 プレゼンテーションでは、まず、研究フィールドとして、小笠原諸島の地理や自然を紹介しました。次にフィールドでの調査の様子を写真などを使って紹介しました。また、研究がどのような目的,方法で行われるのか、自身の研究について概要を紹介しました。テーマごとに話を区切って質問の時間を設け、質問に回答したり、内容に関してこちらから問いかけて対象者の理解を確認したりしました。
 プレゼンテーションの後には、対象者から「研究内容がおもしろそうだった」「ぜひ自分も小笠原に行ってみたい」「調査は大変そう」などという発言があり、研究内容やフィールド調査の様子を理解してもらうことができたのではないかと感じました。


<感想/課題など>
 パワーポイントを使った講義の形式でTAを行うことが初めてだったので、話すペース、時間の使い方などが意外と難しいと感じました。研究をやさしくかみ砕いて理解してもらうように話すこと、かつ、研究のおもしろさを伝えて興味を持ってもらえるように話をすることは、プレゼンテーションのスキルアップのためにとても良いトレーニングとなったと感じました。
 プレゼンテーションの後、対象者に短いものでもアンケートを書いてもらい、自分のプレゼンテーションの反省や改善ポイントを見つける手がかりにできたらよりよかったと反省しています。

©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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