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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: オープンラボ〜動物行動学最前線
実 施 者: 坂本信介、白井剛、土屋香織、伊藤兼敏、小林まや
実施場所: 動物生態学研究室前
実 施 日: 2007年 11月 3日
対  象: オープンラボに来て下さる一般の方々

<概要/目的>
たくさんの一般の方々が大学に足を運ぶ大学祭は、我々の活動を理解して頂く良い機会である。そこで、私が所属する動物生態学研究室でもオープンラボを開催した。特に生態学は身近な自然からも学ぶ事が出来る分野であり、興味をもってもらい、身近な自然について考えるきっかけにしてもらうことを目的とした。

<方法/企画としての特徴>
参加者ひとりひとりの意識が少しでも変わることによって、動物への接し方や動物の生活場所への理解が期待される。この活動により、自身の研究への理解と説明能力の向上も期待する。

<活動内容/具体的成果>
動物生態学研究室で行われている研究に関するポスターを展示し、常時、解説係を配置した。生態観察の為に、実際に研究対象となる動物の一部(スナネズミ、アカハライモリ、ジュウシマツ)を展示した。また、カエルの鳴き声を録音した音声を流し、カエルの鳴き声クイズを行った。


<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
前年度に引き続きオープンラボに参加し、前回の経験を活かしてより良い内容で行えた。ただ説明をするだけでなく、鳴き声をながしたり、展示動物の増加したり、参加型展示を行えた。反省点としては、場所が場所なだけに来る方が限られてしまった。今後は積極的なアピールや展示場所の変更なども考慮するべきである。(伊藤)

今回のオープンラボの発表では、大学での研究に対する難解なイメージを払拭しようと、専門用語をなるべく使わないようにしたり、発表の順番や見せ方を工夫したり、体験型の展示(生体展示)を行ったため、より多くの方に大学での研究のことを分かってもらえたと思う。このような発表は、自分の研究を他人に伝える上でとても勉強になった。また、私は松木日向緑地の小型、中型哺乳類について発表したが、緑地の自然の紹介を通して、研究内容を地域に還元することができたと思う。(小林)

今回のオープンラボでは、生態観察やカエルの鳴き声を流すなど、体験型のプログラムを企画した。来場者の反応は、良好だったと思う。各自が生態展示などの企画内容を工夫した結果、個々の企画は充実したものになった。プログラム全体を通してのメッセージあるいは、簡単な研究室のイントロダクションがあると、まとまりがでてよりよい企画になると感じた。(土屋)
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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