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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 発生生物学研究室オープンラボ
実 施 者: 照井宙夢,原規司,山口菜緒,清水優紀,古井佳奈
実施場所: 8-247
実 施 日: 2018年 7月 15日
対  象: 大学説明会来場者

<概要/目的>
大学説明会に来場された高校生やその保護者の方などを対象に,研究に用いている動物や,発生生物学の分野について興味を持ってもらうことが大きな目的である.また,当研究室で実際に研究に用いている動物のサンプルを展示することで,大学説明会だけでは得ることができない研究についてのイメージを持ってもらうことができる.それらに加えて,企画者にとっても,専門知識の無い方に対して研究の説明能力や,情報発信能力,自主的な企画能力を向上する目的がある.

<方法/企画としての特徴>
胚のサンプル,発生過程をまとめたポスターやパネルを展示した.
生きた胚のサンプルを観察できるようにしたことが今回の企画の特徴である.

<活動内容/具体的成果>
来場者に対して,展示物を用いてニワトリとホヤの胚発生についての説明を行ったり,質問対応を行った.生きたサンプルを展示したことで,来場者には動物の胚発生を研究する魅力を伝えることができた.

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
ホヤという生物を知らない来場者が多かったので,ホヤの生態や進化的な位置がよりわかるような展示にした方が,ホヤを知らない来場者にも興味をもってもらいやすいと思う. (照井宙夢)

実際の胚の展示や固定サンプルを多く展示したため、普段見ることのないサンプルを見て、来場者の方には発生の面白さを少しでも伝えることが出来たのではと思った。午前中は来場者が殺到し、会場の外で待ってもらってしまったため、混雑時と空いている時で話す内容を変えることで、混雑の緩和ができるのではと思った。(山口菜穂)

ホヤの発生を説明したポスターと、生体のホヤを展示した。生体を展示したことで、ホヤという生物を知ってもらうことができたが、ホヤを研究に用いる意味や研究の実際は十分に伝えられなかったと感じた。ホヤだけの説明でなく、発生生物学は何をどうやって研究する学問なのか、わかりやすく説明できるとよりよかったと思う。(古井佳奈)

オープンラボには,大学説明会に来場された高校生やその保護者の方など,発生生物学になじみがない方もいらっしゃいます.そのため,研究や展示物の説明の前に,発生生物学とはどういう分野なのか,何を解明することを目指しているのかなど,大枠を簡単に話した方が良いと思いました.そういったポスターの準備はできていなかったので,次回の大学祭でのオープンラボでは用意できるようにしたいと考えています.また,次回の大学祭では,高校生だけでなく,中学生や小学生もいらっしゃるので,オープンラボにいらっしゃったどの方にも発生生物学のおもしろさや,研究のおもしろさが伝わるような展示にさらに工夫する必要があると思いました.(清水優紀)

ポスターや生きた胚、様々なサンプルを展示したことで、来場者の方に楽しみつつ、発生に興味をもっていただけたように思った。実際の胚を見てもらうことが一番興味をひくため、ポスターなどがうまく使えていないように感じる。さらに面白いと思ってもらえるためにもポスターの使い方・説明を改善するとより良いと感じた。(原規司)

記入内容の目安です。項目名は必要に応じて上書き変更して下さい。
グループでの活動は,最終項目のみ,全員記入ください.
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