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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 植物系統分類学研究室オープンラボ
実 施 者: 大竹彩加、西田新、宮川彩花
実施場所: 牧野標本館1階ロビー
実 施 日: 2018年 7月 15日
対  象: オープンキャンパス来場者

<概要/目的>
オープンキャンパスに来場された高校生やその保護者の方を対象に、本研究室がどのような研究を行っているかを知ってもらうことで植物に興味関心を持ってもらうと同時に、牧野標本館について標本庫の学術的役割や価値を広めることを目的とする。

<方法/企画としての特徴>
本企画では、ポスター展示、標本の展示、加えてこれらに関する説明を実施した。
ポスターは、植物系統分類学研究室で行われている研究を、シダ、キノコ、花、小笠原の4つの観点に分けて一般向けに紹介をした。ポスターは専門用語をわかりやすい言葉に置き換えると同時に、写真を貼ることで難しくなりすぎないように心がけた。
また、オープンキャンパスということで高校生に少しでも植物の面白さを知ってもらうためにクイズ形式のポスターも展示した。
さらに、今回は牧野標本館別館での標本庫ツアーが出来なかったため牧野標本館に関する説明のポスターも展示した。

<活動内容/具体的成果>
展示したポスターや標本をじっくりと眺める来場者が多かった。また、内容について興味を持っていそうな方には自ら声を掛けて説明をしたり、質問に答えたりした。
これらのことから本研究室の研究内容や牧野標本館についてよく知ってもらえたと思う。
また、一般の方向けに自らの研究内容を説明する機会はあまり無かったため、簡単にわかりやすく説明する良い練習になり、一般の方がどういった所に疑問を持つのかを知れる機会にもなったと思う。


↑オープンラボの様子


↑標本

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
生物学の知識がまだ浅い高校生に研究内容を分かりやすく説明するのは想像以上に難しかった。しかし、熱心に話を聞いてくれたり質問をしてくれたりする高校生もいたため充実した時間を過ごせたと思う。また、今回は標本庫ツアーが出来なかったが標本庫に興味を持ってくださった方や、標本庫見学を目的に来てくださっていた方が多かったため、次回は必ず標本庫ツアーを行えるようにしっかりと準備をしていきたいと思う。(M1 大竹彩加)

標本だけでなく研究内容や牧野富太郎博士についてなど様々な観点からの質問があり、私も改めて考えるきっかけとなることが多かった。今回は展示内容に関してこちらから説明することがあまりできなかったため、次回は来場者に合わせた積極的な声かけ、解説を行ないたいと思う。(M1 宮川)

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グループでの活動は,最終項目のみ,全員記入ください.
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