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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: ホヤを使った発生学研究の紹介 (海の日オープンラボ)
実 施 者: 小林 正明、 吉田 慶太、長尾 麻理子
実施場所: 8号館
実 施 日: 2008年 7月 21日
対  象: 一般の方々

目的:一般の方々へ対する発生学研究の啓蒙と、自らの発表・発信能力の向上

概要:発生プログラム研究室で行っている研究の説明

特徴:発生学に対する理解・興味を持ってもらうために、
   研究室で実際に行っている実験の説明、サンプルの展示、実験の体験など多様な展示・企画を用意した。

活動内容:
@ポスターを用いた口頭による研究内容の説明
 当研究室で行っている研究、すなわち、ホヤ発生過程で重要な働きを担う遺伝子を研究する目的・意義・手法等の説明を行う。
Aホヤ実物(実験材料)の展示
 小さな水槽に入れたカタユウレイボヤを展示し、どういった生物なのかを来場者に説明する。
BWhole mount in situ hybridization (WISH、遺伝子発現可視化法)処理サンプルの展示
 実体顕微鏡数台を設置し、来場者にホヤWISH処理胚を観察してもらう。
Cマイクロインジェクション(卵への外来物質導入法)の体験
 マイクロマニピュレーター(顕微注入装置)を取り付けた実体顕微鏡を設置し、実際にホヤ卵へ外来物質(ここでは色素)の導入を行ってもらう。

成果:
高校生等、生物学の知識がある方に対しては展示内容の理解はある程度得られたように思われた。
また、生物学的知識の無い方に対してもインジェクション体験などを通して興味を引く事が出来たように思われた。

感想/課題:
遺伝子などの複雑な概念について、口頭で解りやすく説明するのは難しく、理解度が低かったように思われた。
次回はそうした説明の為の資料を準備しようと思う。(小林)

準備した資料がやや専門的な内容だったため、短い時間を使って説明するのには不向きだったと思う。
分かりやすい説明をするのには、文章だけではなく図表や写真を多く用いた資料が必要だと感じた。(長尾)
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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