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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 環境微生物学研究室オープンラボ「〜微生物の世界を覗いてみよう〜」
実 施 者: 森田なな星・山口真由・横山日向子
実施場所: 8号館434室前廊下
実 施 日: 2018年 11月 3日
対  象: オープンラボ来場の中高生または保護者

<概要/目的>
 微生物研究の一端を本企画対象者に体験していただくことにより、生命科学分野への関心を高めることを目的とする。また、入試や学生生活、研究についての相談も受けることで進学先としての首都大学東京の魅力を伝える。ほか、本企画を通じて実施者自身の対人対応能力を向上させる。

<方法/企画としての特徴>
 以下2つの研究について紹介する。
 ・中房温泉バイオマット
 ・多摩川バイオフィルム
 微生物の培養培地、1/2 wall site温泉バイオマットポスターの展示、動画による研究紹介と解説、サンプル観察会、微生物クイズなどを行う。

微生物クイズ
  

培養培地展示、研究紹介動画


<活動内容/具体的成果>
研究の展示:
 実際に培養した微生物サンプルを来場者に観察していただいた。来場者の質問に対応し、微生物研究の意義と魅力を伝えた。

研究の紹介:
 中高生や保護者に伝わるよう展示物を活用して紹介した。専門用語をむやみに使わず平易に言い直すなど、一般向けの説明を行った。

首都大学東京の情報提供:
 大学・大学院入試、生命科学コースで学ぶ内容、研究室配属までの過程、就職先など実施者の経験に基づく情報を提供できた。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
 対象者と企画のミスマッチが今回の反省点である。実際、中高生よりも小学生以下の来場者が多く、内容的にあまり対応できなかった。保護者については微生物に造詣が深い方が多く、一般的な説明よりも専門的な話をすることの方が多かった。本大学に関することについては親身に相談・対応できたと思う。対象者層でない人へどう配慮するかが課題である。(M1 森田なな星)

 微生物を使って何をやっているか、どんなことをやっているかということを知りたい中高生や保護者の方のニーズには応えられていたと感じた。しかし、「研究室」というものがどんなものなのかを知りたい方には物足りなかったのではないか。研究室内の人数や男女比、コアタイムやゼミについて言葉では説明するものの、イメージがわかないと考えられるので、普段の実験やゼミや、毎年行われるラボ旅行や、忘年会などの写真を貼って、研究内容にとどまらない、研究室にいる人間の雰囲気がより伝わるようにしたい。動画ではそれらイベントの様子も流したので、それを見てくれた人にはお伝え出来たが、写真として貼っておくとより説明しやすいかもしれないと考えた。(M1 山口真由)

記入内容の目安です。項目名は必要に応じて上書き変更して下さい。
グループでの活動は,最終項目のみ,全員記入ください.
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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