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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 分子遺伝学研究室 オープンラボ バクテリアの遺伝子研究の世界
実 施 者: 大塚夏海 植木晃弘 志村知美
実施場所: 8号館 247教室
実 施 日: 2018年 11月 3日
対  象: 大学祭来場者

<概要/目的>
大学祭に来場した一般の方々を対象に私達の研究対象であるシアノバクテリアを広く知ってもらうことを目的にオープンラボを出展した。シアノバクテリアは私達の身の回りの幅広い環境に生育し生活に利用されることも多い生物だが、その知名度は依然として低い。そのため今回のオープンラボでは細かい研究内容を話すのではなくシアノバクテリアの概論を説明することに努めた。また、来場する方の中には本学を志望する高校生もおり、そのような方々には少し踏み込んだ研究の話や学生生活全般の話をするようにした。

<方法/企画としての特徴>
1.ポスターの展示
シアノバクテリアとは、をテーマにポスターを何枚か作成し、展示した。来場した方にはそのポスターをもとにさらに口頭で説明を加えた。写真や図を多く用いることで興味を引くような展示を心がけた。

2.顕微鏡の展示
シアノバクテリアの多細胞、単細胞などいくつかの種類のプレパラートを予め作成し、来場者の方に実際に顕微鏡を覗いてシアノバクテリアを観察してもらった。

<活動内容/具体的成果>
多くの方が来場してくださり、それぞれシアノバクテリアについての知識を得てもらうことができた。
見たことはあるがそれがなにか分からなかったものがシアノバクテリアだと分かった方が多いようだった。本学を志望する高校生も多く来場し、本学の魅力や研究の面白さを伝えることができた。


<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
前回の顕微鏡での展示の内容が難しく、なかなか来場者に理解してもらえなかったので、単細胞と多細胞を比較するだけという簡単な内容にしたところ好評で良かったと思う。説明に関しても、入学希望者だけが来る大学説明会のときよりも、一般の来場者の方も多い大学祭ということもあって身近な話から入ることを意識した。シアノバクテリアについて広く知っていただくことができたと思うので達成感を感じた。
(大塚夏海)

前回よりも動線を意識して、来場者に見やすい配置となるようスペースに余裕を持たせて展示を行った。また展示内容も一般の来場者にも理解してもらえるように工夫し、写真や実物の展示で身近な例を挙げてから顕微鏡観察という流れで楽しめるようにした。大学祭という多くの人が来場するイベントで学術的な面白さを伝えることができたと思う。
(志村知美)

前回までは、シアノバクテリアと大腸菌と展示する内容が多く、来場者の方も窮屈な場所に多くの展示があり動線が交わりがちであった。今回は、展示内容をシアノバクテリアのみにすることで会場内の混雑もなくなった。また、展示内容を絞ったことにより、より細かい説明ができたかと思う。また、今回は大学祭期間中という事でより低い年齢層もくることを意識しオーオウンラボを行うことを心がけた。
(植木晃弘)

記入内容の目安です。項目名は必要に応じて上書き変更して下さい。
グループでの活動は,最終項目のみ,全員記入ください.
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