<概要/目的> 2008年首都大学東京大学祭でのオープンラボにて、来場者に発生プログラム研究室で行っている研究の説明を行った。 本企画を行うことによって、専門知識を持たない一般の方々に発生学に興味を持ってもらう。また、できるだけ判りやすい説明をするよう努めることで、自分自身のプレゼンテーション能力の向上を目指す。
<方法/企画としての特徴> 研究室で実際に行っている実験の説明、サンプルの展示、実験の体験など多様な展示・企画を用意した。
<活動内容> @ポスターを用いた口頭による研究内容の説明 当研究室で行っている研究、すなわち、ホヤ発生過程で重要な働きを担う遺伝子を研究する目的・意義・手法等の説明を行った。
Aホヤ実物(実験材料)の展示 小さな水槽に入れたカタユウレイボヤを展示し、どういった生物なのかを来場者に説明した。
BWhole mount in situ hybridization (WISH、遺伝子発現可視化法)処理サンプルの展示 実体顕微鏡数台を設置し、来場者にホヤWISH処理胚を観察してもらった。
<具体的成果> ホヤや胚サンプル、ポスターを展示することで、研究の背景および手法についての理解を得ることができた。また、限られた時間で来場者に説明をするという体験を通して、企画者の説明能力も向上したと思われる。
<感想/課題> 一般の方々に自分たちの研究を知ってもらう良い機会になったと思います。ただ、ポスターや配布資料についてはもっと内容を判り易いものにするべきだと思いました。(長尾)
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