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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: オープンラボに向けての分子遺伝学研究室を紹介したポスター作製
実 施 者: 加藤優一
実施場所: 首都大学東京南大沢キャンパス8号館263教室
実 施 日: 2019年 7月 1日
対  象: オープンキャンパス来場者

<概要/目的>
首都大学東京分子遺伝学研究室に所属している学生のスケジュールや、この研究室で行っている研究内容、活動の風景などを、文字や写真を使って分かりやすく説明したA0サイズのポスターを作成する。オープンラボに訪れてくれた外部の方々に作成したポスターを見てもらい、理系の研究室にあるであろうお堅いイメージの払拭をすると共に、分子遺伝学研究室の魅力を知ってもらうことを目的とした。
また私自身の利点として、この企画を機に分子遺伝学に興味を持ってもらえる方が一人でも増えることで、今後の研究をサポートし発展し合える仲間の種を育むことができること。また、分子遺伝学研究室での実態を書き記すうえで、今まで気づいていなかった無駄な点や改善すべきルールなどを発見し、今後の研究活動をよりsmoothでefficientに熟せるようになることを目的とした。

<方法/企画としての特徴>
図と写真を用いた、中学生から保護者まで、読んで楽しい見て分かりやすいポスターを作成した。この企画においての最大の特徴は、ただ単に分子遺伝学研究室での研究内容について語るだけでなく、同研究室の学生に平日のスケジュールを聞いて回り、大学生、及び大学院生の平日のスケジュールを円グラフで表した点である。研究室でのスケジュールであれば、研究内容に興味がないだろう保護者なども楽しめると考え、これを行った。

<活動内容/具体的成果>
作製したポスターの前で立ち止まり、談笑しながら読んでくれる親子や高校生のグループを実際に数十組確認することができた。オープンラボを同時開催していた別グループがアンケート調査を行っており、その中のコメント欄に、「大学生のスケジュールを知ることができてよかった」と言ったコメントを頂戴することができていた。
また、自身や他のメンバーのスケジュールを作成するうえで、夕方以降の自由な時間が多すぎるのではないかと気づけた。帰宅後も論文を読むなどの習慣をつけるべきではないかと振り返ることができた。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
図と写真を多用することで人目を引こうと目論んでいたのだが、研究内容を紹介するにあたってどうしても文章が多くなってしまっていた。そのため、一度読み始めてくれれば最後まで読んでくれている方が多いように見受けられたが、そもそもポスターの前で立ち止まってくれる人の数を減らしてしまっていたように思われる。改善点としては、背景を工夫したり、特に誇張したい文字に色を付けるなどして、より人目を惹く努力――表現力を強化すべきだと思った。
また、同研究室生のスケジュールをまとめたものなど、自分だけでなく複数の人の協力を仰いだものが特に評判が良かったように思う。なので、次回も自分一人だけでなく、他者の意見や日常を取材したうえで得た複数のデータを有効活用していきたいと思った。

記入内容の目安です。項目名は必要に応じて上書き変更して下さい。
グループでの活動は,最終項目のみ,全員記入ください.
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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