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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 微生物の世界 (微生物系3研究室合同企画オープンラボ)
実 施 者: 森岡祐莉佳
実施場所: 首都大学東京講内(8-263)
実 施 日: 2019年 7月 9日
対  象: オープンラボに訪れた高校生およびその保護者

<概要/目的>
当研究室で実際に使用している微生物試料の顕微鏡観察やポスターの紹介を聞くことで、普段の生活では意識できない微小の生物 (微生物) の存在を実感してもらう。ホームページ等では知ることができない大学での研究活動の一端に触れることで、大学選びや学科選びの参考にしてもらう。また、興味を持ちやすい展示を考えること、対象者から想定される質問について回答をまとめておくことにより、実施者の企画経営能力を養うことを目的とする。

<方法/企画としての特徴>
A.研究対象の微生物についてのポスター作製
自分の研究テーマについて平易な言葉でまとめた小ポスターを作成する。
テーマ: 微生物の遺伝子解析手法について

B.微生物試料の展示
当研究室で扱う光合成細菌資料を用意し、形質を観察できるよう顕微鏡を準備する。光合成色素について理解を深めてもらうため、簡単な解説パネルを作成する。

C.想定問答の作成
受験勉強・大学での勉強・研究活動また学業以外の生活についての質問が寄せられることが想定されるため、あらかじめその回答を作成する。

<活動内容/具体的成果>
7月1日〜7月11日:展示用ポスター・アンケート・想定問答の作成
7月12日:会場設営(顕微鏡の設置,ポスター・アンケート設置

実際に話すことで大学生活や研究内容についての理解度が向上した。これによって高校生が自身の大学生活について明瞭なイメージを持つことができ、大学入学後もより充実した大学生活を送ることができることが予想される。また、高校の授業レベルより深く微生物について知ることで、視野が広がり生命科学により興味を持ってもらえうことができる。学業以外の生活についても回答し、高校生だけでなく、保護者の方々の大学生活への不安を払拭することができた。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
悪天候にも関わらず予想より多くの高校生やその保護者に参加していただけた。自分の研究について全く知識がない状態の方々にわかりやすく説明することを心がけることで自分の研究を一から見直すきっかけになった。また、学業以外の質問に対しては想定回答を作成していたため、より詳しく答えることができ、保護者の方から『イメージしやすい』『とても分かり易かった』などと言っていただくことができた。今回オープンラボの準備、参加によって自主性や積極性を身につけることができた。改善点としては、入り口付近で人の流れが滞ってしまう状態が多くみられたので、人が流れやすい展示の配置や、気遣いをすると良かったと感じた。


記入内容の目安です。項目名は必要に応じて上書き変更して下さい。
グループでの活動は,最終項目のみ,全員記入ください.
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