＜概要／目的＞
発生学の分野や当研究室で行われている研究を紹介し、ご来場の方(主に中高生や浪人生、その保護者の方々)に入学したら、あるいは当研究室に所属したらどのような研究を行うことができるのか、というイメージを持ってもらうことを目的とした。

＜方法／企画としての特徴＞
準備として、オープンラボで使用するポスターを作成した。

当日は、以下3種類のポスターを展示し、説明を行った。
　・発生生物学という分野の面白さについてまとめたポスター
　・なぜ発生の研究にホヤを用いるのかをまとめたポスター
　・ニワトリ胚の発生過程をまとめたポスター

＜活動内容／具体的成果＞
発生生物学の分野や実際に当研究室で行われている研究、また研究に用いているマボヤについてのスライドを作成し、オープンラボで説明した。具体的には専門用語をほとんど使わず、イメージしやすいような具体例を挙げたスライドを作成した。発生生物学がどういう研究分野なのか、今後どのような研究に繋がっていくのかなどの分野の説明から、我々が研究しているホヤの生態や発生学における有用性をスライドにまとめた。また、実際に自分が行っている研究を専門用語や具体的な遺伝子名などを用いず、簡単に1枚程度のスライドにまとめた。オープンラボではこれらのスライド(10枚程度)を印刷し、掲示し、ご来場されたお客様に補足する形で説明した。

また、首都大に入学した理由や発生生物学研究室に所属しようと考えた理由、院進学の理由など高校生やその保護者の方からの質問にも対応し(今回は上記の内容に関する展示物等は作成しない)、首都大に入学したら、子供を首都大に入学させたらといったイメージを持つ手助けになれるよう質問に答えた。

＜感想／課題など（企画力／評価力／自主性等の向上を含む）＞
ご来場のお客様に発生生物学の分野を身近に感じてもらえるよう、再生医療や見慣れた生物を具体例に挙げるなどポスターを工夫した。マボヤの発生をパソコンで流し、発生学の研究やマボヤの発生様式などをお客様がイメージしやすいように工夫した。
しかし、ポスターで説明する内容が多くなってしまい、動線が悪かった。そのため、お客様一人一人とお話できなかったり、混雑している様子を見て入室せずに帰宅されるお客様がいたり、とお客様が満足できなかった側面があると思う。次回はこの点を改善したいと思う。(M1 和崎 康祐)

今回は「発生生物学とは」、「マボヤを何故使用するのか」、「当研究室では実際にどのような研究を行っているのか」の3点に重きをおいてスライドを作成した。
なるべく難しい言葉を使わずに説明することを意識したため、自分のプレゼンテーション能力の向上に繋がったと思う。
しかし、入口近くの狭い場所でお客様を立ち止まらせて説明していく様式をとったので、次回からはもう少し広いスペースを設けた方がいいかもしれない。
そのためにもスライドの印刷ではなく大きく見やすいポスターの作成を検討したほうがいいと思った。(M1 竹下楓)

記入内容の目安です。項目名は必要に応じて上書き変更して下さい。
グループでの活動は，最終項目のみ，全員記入ください．