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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 微生物学を専攻している大学院生の意見交換会
実 施 者: 諸星聖、原なつみ
実施場所: 8号館イニシアティブスペース
実 施 日: 2009年 6月 6日
対  象: 微生物学専攻の大学院生11名

<概要/目的>
この企画は自分が日々研究室内で研究を行っている内容をより多くの人に知ってもらうこと、また他の研究者の発表を聞くことで現在の微生物学分野の研究の動向を知ることを目的とした。
今回は微生物学を専攻し他大学院で研究を行っている学生を筑波大学大学院から1名、東京農業大学大学院から2名、日本大学大学院から2名、東京工業大学大学院から1名、東京薬科大学から1名、を招待し、首都大学東京からは4名参加した。

<方法/企画としての特徴>
各自の研究テーマ・内容についての発表及び質疑応答を行った。
※発表内容
・Acidithiobacillus caldus ATCC 51756の亜硫酸酸化経路の解明
・花や樹液に生息する乳酸菌の生態学的研究
・Lactobacillus delbruekiiの細胞伸長と分裂について
・放線菌Streptomyces griseusのストレプトマイシン生産を抑制する因子の同定
・放線菌Streptomyces griseusの分化調節を担うamf遺伝子群についての研究
・牛乳房炎起因黄色ブドウ球菌に対するバクテリオファージの制御と試み

<具体的成果>
・微生物分野の幅広い知識を共有することができた。
・研究生活において必要なコミュニケーション技術を向上させることができた。

<感想/課題など>
本企画を通して他大学の院生とのネットワークを形成することができた。参加者が全員M1だったこともあり、質疑応答が盛り上がり、知識の向上にもつながった。しかし発表時間制限を大まかに定めていたため、予定終了時刻をオーバーしてしまった。この点は次回には改善したい。(諸星)

本企画の実施により、同年代の大学院生と交流を持つことでお互いよい刺激になったと思う。また、比較的小規模であったため意見交換がしやすく発表する側もリラックスして臨めたという利点もあった。しかし、予定していた時間配分通りに進めることができず後半の発表では十分な質問時間が取れなかったのが反省すべき点である。
今回の企画は参加者からまたやって欲しいと好評であったため、反省を生かしつつ今後は少し規模を大きくして第二回を実施していきたい。
(原)
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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