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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 高山植物の生態と見分け方〜中学生・高校生を対象としたアウトリーチ
実 施 者: 山田香菜子(植物系統分類学研究室)
実施場所: 横浜市内の中学校・高等学校
対  象: ハイキング部部員

<概要/目的>
横浜市内にある中高一貫校のハイキング部に所属する中学生・高校生を対象に、合宿が行われる北アルプスでよく見られる高山植物の種名や特徴、さらに高山植物に特徴的な生態を知ってもらうことで、高山植物への理解を深め、合宿をより有意義に過ごしてもらうことを目的とした。

<方法/企画としての特徴>
合宿前の部活動の時間を利用して、1時間半程度の講義を行う。その際、植物の特徴が伝わりやすいよう、写真入りのスライドやレジュメを用いる。
これまでもハイキング部では合宿前に高山植物の勉強会を開いていたが、大学院で植物の研究を行っている実施者が講師として参加することで、より深い高山植物の知識を部員に与えることができると考えた。

<活動内容/具体的成果>
ハイキング部顧問との交渉により、アウトリーチを行う許可を取ることはできたが、実施者がフィールド調査に行かなければならなかったため合宿前に時間を作ることができず、企画は実施できずに終わった。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
行う時期が限定される企画だったため、どうしても日程の調整ができず、企画倒れに終わったことが残念でならない。
受け入れ先の中学校・高等学校はこれまで原則としてアウトリーチを受け入れてこなかったが、今回はハイキング部の顧問の先生が前向きな対応をしてくださったため、今後再び同校でアウトリーチを実施できる可能性が感じられた。来年度以降、何らかの形でアウトリーチが行えるなら、再び今回と同じ企画を実施できるか検討したい。
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
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