TMU logo
生命科学専攻
トップ
「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: ニワトリ胚の展示 -2009年度大学説明会-
実 施 者: 渡辺健太(発生プログラム研究室)、岡山唯、後藤悠太、小松城光(発生プログラム研究室 卒研)
実施場所: 首都大学東京8号館
実 施 日: 2009年 7月 20日
対  象: 大学説明会参加者・生命科学専攻の全構成員

<概要/目的>
大学説明会に来た高校生とその保護者に向け、本研究で研究材料として用いているニワトリ胚の展示を行なう。
ニワトリ胚は有精卵を温めることで得られる。鶏卵もひよこも我々にとって身近な存在であるが、生まれてくるまでに起こる発生過程を見る機会は非常に少ない。今回の展示を通して、来場者に発生生物学への興味、関心を持たせることを目的とする。また一方で、企画者側の企画力、説明力を養うことも目的としている。

<方法/企画としての特徴>
ニワトリの1日胚、2日胚、3.5日胚、6日胚の生きたままのサンプル、また6日胚、9日胚、13日胚の軟骨組織を染色したサンプルを実態顕微鏡で観察できるよう展示した。またニワトリ胚の発生過程を記したポスターを展示した。どちらも近くに企画者・企画協力者が立ち、必要に応じて口頭説明を行なった。

<活動内容/具体的成果>
企画協力者が多かったこともあり、来場者に充実した説明をすることが出来た。企画者は去年のオープンラボに企画協力者として参加した経験がある。その経験に加えて今回中心となって企画を進めたことで、準備、実行のためのノウハウを得られた。当日は、去年よりわかりやすく興味を惹く説明を出来たように思う。また今回初めて参加した企画協力者3名に、企画の概要や目的、注意点などを伝えることが出来た。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
今回は企画者としては初めてのオープンラボであったが、去年の知識・経験を活かし円滑に企画進行を行なえた。ただ当日の展示の説明についてはもっと改良する余地があるように思う。同じ展示でも説明如何で面白くもつまらなくもなるということを念頭に置き、次回以降に活かしていきたいと思う。また自分の持つノウハウを卒業研究生の企画協力者に積極的に伝え、企画実行者全体の能力向上に努めたいと思う。
©2015 Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University
TOKYO METROPOLITAN UNIVERSITY