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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 神経分子・細胞生化学研究室の大学説明会の準備
実 施 者: 知久朋樹、真野叶子、相澤慎吾、大場俊弥、森瑠香
実施場所: 首都大学東京
実 施 日: 2019年 11月 3日
対  象: 大学説明会参加者

<概要/目的>
大学説明会に伴い多くの来場者が来る。その催しの際に私たちの研究室の研究を多くの人に説明することで我々がどのような研究をしているのかを知っていただく機会になる。この機会を利用して普段自分たちがどのような実験をしているかをまとめ、研究について俯瞰的に考え直す機会になる。またポスターを作成するにあたって、要点をまとめ自分の研究で何が面白いのか、なぜその研究をする必要があるのかを考える機会になる。さらに研究の要点をまとめることによって研究の内容を他者に簡略的に説明する力を養う。

<方法/企画としての特徴>
自身の研究をポスターにしてまとめる。細胞生化学研究室と神経分子機能研究室で合同で行うことによって生化学的な研究の重要点を網羅的にまとめることができる。

<活動内容/具体的成果>
 今回の企画ではポスターの作成及び来場者に対して研究紹介を行った。ポスターをまとめる際には要点をまとめ多くの聴衆に理解してもらえるような内容になるように心がけ、さらには当日の発表で聴衆からの質問に対してポスターをうまく活用しスムーズは質疑応答を行うことができた。
 今回の企画の成果としては、自身の研究について簡略にかつわかりやすく説明するための準備をする力が身についた。またポスター発表の能力、ポスターを使用しての質疑応答などの力も身に付けることができた。

<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
今回のオープンラボでは高校生以外の来場者が多数だった。そのため、生物学の知識を持たない人に対して説明をする機会が多かった。説明を聞きに来て下さった人に合わせて説明の仕方を変えなければならなかった点が大変であり、準備不足であったと感じた。一方で、専門家でない方々の意見を聞くことができたため、自身の研究活動において、狭まっていた視野を広げる良い機会となった。よって、今後もこのような機会に積極的に参加し、幅広い意見を取り入れたいと思う。(M2 知久)

前回のオープンラボとは異なり当日の実働人数が少なかったたが、各々が臨機応変に対応したため無事終えることができた。今回は大学祭ということもあり、対象に考えていた中高生よりも家族連れの方々が多く、ポスターの内容が難しそうだった。お子さんには実験で用いるハエを見せるなどして対応したが、もっと子供に向けたツールが必要だったと感じた。来場者それぞれの知識レベルに合わせたプレゼン能力が養われたが、どういう人を対象とした準備をするかといった推察、企画が十分ではなかった。次回の課題としては子供でも大人でも理解できるような企画が必要とされ、模型を用意したり、簡単な実験を用意することで対応したい。(M1 相澤)

今回の企画演習では、多くの年齢層の方が訪れたためいいプレゼンテーションができた。オープンラボに比べて聴衆の数が少なかったが、その分各々に使用する時間が多くあったため良い質疑応答ができた。ゆえに今回の目的の一つである、自身の研究をまとめて聴衆にわかりやすく伝えるという目的は達成できたと実感している。しかしながら今回反省すべき点も多々ある。一つとして聴衆の中には小学生のような児童がいたためポスター発表だけでは理解できなかったり退屈してしまったりするケースがあった。彼らを楽しませるためには実際に簡単な実験を行ったりおもちゃのような物を使用して実際に楽しんでもらうということが必要になる。より多くの聴衆が楽しめるような企画になるように今後の活動は工夫していきたいと考えている。 (M1 神経分子機能 大場俊弥)

今回の企画では予想より広い年齢層の方が来場されたため、生化学の知識を前回より簡単に説明することが求められた。今回は、生物の知識が無い人向けだけでなく、知識がある人に向けて少し踏み込んだ説明をするなど、様々な人に向けて知識に合った説明をすることができたと感じた。
しかし、今回の企画では一般の方や子供が興味を持つきっかけとなるような展示が少なく、来場した方に生化学について十分にアピールすることができなかったと感じた。改善点としては、実際に使っている装置の展示や実験の様子を撮影したビデオの紹介などを行ってみてはどうかと考えた。(細胞生化学研究室 M1 森)

今回は高校生よりも一般の方や子どもが多い印象だった。一般の方はアルツハイマーというと興味をもっていた。また、実際にショウジョウバエを見せたことでより関心をもっていた。今回は、ポスター以外の展示を少なくしたため、口頭での説明が増えてしまった。実物を見せることや、体験してもらうことをしても良いと思った。(神経分子機能 M2 真野)

記入内容の目安です。項目名は必要に応じて上書き変更して下さい。
グループでの活動は,最終項目のみ,全員記入ください.
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