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生命科学専攻
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「大学院教育改革支援プログラム」:アウトリーチ

タイトル: 植物発生生理学研究室オープンラボ
実 施 者: 出牛稜也・ハニファ アイニ・赤坂大輔・古野真由子・安冨要・増尾心之介・澤本陸・亀川拓夢
実施場所: 8号館260室
実 施 日: 2019年 11月 3日
対  象: 大学祭来場者(ホームカミングデー)

<概要/目的>
私たちの研究室で主に研究対象としているイネやムギは食事の主食として用いられており、身近な存在である。しかしそれらの研究に関しては一般の方々にあまり知られていない。そこで、これらの植物を題材に、植物の発生の基礎、また私たちの研究室で行われていることの一部を学んでもらうことが目的である。また分かりやすい説明を考えることで研究に対する自らの理解をさらに深めることを目指した。

<方法/企画としての特徴>
本企画の特徴としては、動画や画像を多く使うことで、植物の発生過程を想像しやすくした点である。また、学生一人に対して少人数の来場者に説明をすることで、丁寧な説明、質問対応を可能にした。

<活動内容/具体的成果>
・実験内容についての動画を用いた説明
私たちが普段実験に用いている技術は、特殊な方法であり、また顕微鏡下でしか観察ができないため、言葉だけの説明ではなかなかイメージがしにくい。そこで、動画を用いて説明することで、イメージがしやすく、かつより分かりやすい説明が出来た。

・ポスターの展示
学生が実際に行っている研究についてのポスターを数枚展示した。ホームカミングデーということもあり年配の来場者の方が多く、より詳細な研究について興味を持ってもらえた。
        
また、これら企画をいくつかのブースに分け、ブースごとに必ず一人以上配置し、個別に説明をしていくことで、参加者から出た疑問などにもしっかりと対応することができた。


<感想/課題など(企画力/評価力/自主性等の向上を含む)>
 今回は場所の問題もあったかもしれないが、見学者が非常に少なかった。また、例年のように研究室での展示ではなかったので使える機材も限られたなかで工夫をする難しさを痛感した。しかし、それによって言葉で説明をする力というのも養うことが出来たと感じている。19846432修士1年安冨要

来場者が少なかったことから、展示や企画の工夫だけでなく集客にも力を入れるべきであったと思います。またその来場者の中でも学生が少なかったことから、生物学の基本的なことを言葉で表すのが大変であり、勉強になりました。(M2 出牛)

前回と違って場所が変わったこともあり、来場者が少なかった。例年は顕微鏡を実際に使って観察を体験してもらう等の企画があったが、今回は研究発表がメインで企画対象が限られてしまったのでとても難しかった。今回は研究をわかりやすく伝える方法について学べたと思う。(M1 古野)

場所と日程が主な原因だと思われるが、来場者が少なかった。また今回は例年行っている顕微鏡を用いた観察の代わりにポスターコーナーを設けたが内容が高度であるため親子連れには受けが悪く、もう少し簡単なクイズなどの必要性を感じた。その一方で年配の方は研究に興味を持ってくれたため様々なことを説明することが出来た。次回からはより幅広い人に楽しんでもらえるような企画にしたい。(M1 赤坂)

At this time, the open laboratory was not held in our laboratory, we got a small room to exhibit our laboratory work. We could not use microscope to show the real rice gametes and rice zygotes. At this time we only have little visitors. I tried to make the room condition friendly for visitors, but in the future it will be better to hold the open laboratory in our own laboratory.(Aini, M2)

記入内容の目安です。項目名は必要に応じて上書き変更して下さい。
グループでの活動は,最終項目のみ,全員記入ください.
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